梅雨の憂鬱な時期に、心を和ませてくれる紫陽花。全国各地で美しい姿をみることができます。有名なスポットには、たくさんの人が全国から色とりどりの紫陽花をみに訪れます。
紫陽花の花言葉 は、その色ごとに意味があります。紫陽花スポットと合わせて色別の花言葉をご紹介します。
梅雨の各地で人気の紫陽花!色別でみる紫陽花の花言葉!!(前編)
紫陽花のこと
紫陽花は原産国が日本の落葉低木です。日本の原種・ガクアジサイがヨーロッパで品種改良をされものを、セイヨウアジサイと言います。セイヨウアジサイがまた日本に逆輸入せれ、さらに日本で品種改良が進み、多くの品種が生まれました。
開花は6月~7月上旬で、梅雨の時期が一番の見ごろです。花屋の店頭には苗が3月頃、鉢植えは4月頃から並び始めます。母の日の頃にはさまざまな種類の紫陽花が並び、ギフトとして花言葉と共に贈られます。
色ごとの花言葉
花にはそれぞれたくさんの花言葉があり、紫陽花にも「全般の花言葉」と「色ごとの花言葉」が存在します。
紫陽花全般の花言葉は「移り気、浮気」で、あまりいい意味ではありません。紫陽花は時間の経過とともに色が変化する品種があり、そこから移り気という花言葉になったのです。
そして青・青紫の紫陽花の花言葉は、「辛抱強い愛情、清澄、神秘、知的」です。紫陽花は時間の経過以外に、土が酸性の場合は青系、アルカリ性の場合は赤系に変わります。
日本は酸性の土壌が多いことから、青色の紫陽花が多くあります。ですから、花言葉は日本人のイメージからきています。また辛抱強い愛情の意味から、梅雨の時期、雨に降られてもじっと耐え忍ぶ紫陽花の様子からつけられたという説もあります。
ピンク・赤の紫陽花の花言葉は、「元気な女性」です。フランスなどのヨーロッパでは土壌がアルカリ性のためピンクや赤の紫陽花が一般的です。そのため、フランスの女性をイメージしてつけられたフランス生まれの花言葉です。
白の紫陽花の花言葉は、「寛容」です。白色はどんな色にも染まる意味からなんでも受け入れるイメージからきています。
まとめ
梅雨の各地で人気の紫陽花!色別でみる紫陽花の花言葉!!(前編)
紫陽花のこと
色ごとの花言葉