イスタンブールはトルコ西部、黒海とマルマラ海に挟まれている、ボスポラス海峡によってアジア側とヨーロッパ側に分かれた特異な地形を持った都市です。
ビザンツ帝国時代にはコンスタンティノープルと呼ばれ、オスマン帝国のメフメト2世がコンスタンティノープルを陥落させてビザンツ帝国を滅ぼして以降、イスタンブールと呼ばれるようになりました。
観光地として有名なアヤソフィアやトプカプ宮殿はヨーロッパ側に密集しており、日本からヨーロッパ各都市へのハブ空港としての役割も果たしているイスタンブール・アタテュルク国際空港もヨーロッパ側のマルマラ海沿岸に置かれています。
今回はアジアとヨーロッパの二つの大陸を結ぶ、複雑な歴史と地形が生んだ イスタンブール の テロ と世界の動きについてご紹介致します。