南禅寺は、京都を代表する観光スポットです。桜や紅葉のシーズンには、南禅寺だけでなくバスや電車も大変混雑し、移動だけで疲れてしまうことがあります。
スムーズに移動ができ、その上便利でお得な アクセス 方法を、 南禅寺 の魅力とともにご紹介します。
人気観光スポット南禅寺!便利でお得なアクセス方法とは?(前編)
南禅寺とは
京都市左京区にある南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山の寺院です。また、多くの方が訪れる京都有数の観光スポットでもあります。
3月1日~11月30日までは午前8時40分~午後5時、12月1日~2月28日までは午後8時40分~午後4時30分まで拝観が可能です。12月28日~31日は一般の拝観はできません。
見どころが多いため、所要時間は1時間半から2時間を目安に予定を立てましょう。
南禅寺まで行くには
南禅寺までのアクセスを、交通手段ごとにご案内します。
まず地下鉄をご利用の場合、京都駅より烏丸線・烏丸御池駅で乗り換え、東西線・蹴上駅で下車します(所要時間約25分)。蹴上駅からは徒歩約10分です。乗り換えはありますが、運行本数が多く、道路事情に左右されずスムーズに移動できます。
次にバスをご利用の場合、京都駅より東天王町または南禅寺・永観堂のバス停を下車し(所要時間約35分)、徒歩約10分です。道路事情により時間がかかることがありますが、乗り換えの手間はありません。
そしてタクシーをご利用の場合、所要時間は約20分です。料金は一番高くなりますが、バスより小回りが利くため、一番早く到着することができます。
それぞれのメリット・デメリットを考慮した上で、南禅寺までのアクセスをお選び下さい。
ゆっくり散策を
見どころが満載の南禅寺は、時間をかけてゆっくり散策することをおすすめします。
迫力ある南禅寺の顔・三門は、「東本願寺の御影堂門」、「知恩院の三門」とともに京都三大門の一つに数えられており、重要文化財に指定されています。2階建てになっており、絶景を楽しむことができます。
そして三門よりまっすぐ進んだところに法堂がありますので、忘れずに参拝しましょう。
法堂の南方に位置する南禅寺発祥の地・南禅院は、京都三名勝史跡庭園の一つであり、もみじの穴場スポットです。池を囲むように色づくもみじは息をのむ美しさです。
南禅院へ向かう途中にある水路閣は、琵琶湖の水を京都市内へ運ぶために建てられた赤レンガのアーチ型水道橋です。レトロな洋風建造物が、不思議と南禅寺の雰囲気に馴染んでいます。テレビで紹介されることも多く、撮影スポットとしても人気です。
拝観料は、三門(2階)が大人500円・高校生400円・小中学生300円、南禅院が大人300円・高校生250円・小中学生150円です。
時が経つのも忘れてしまう場所
国宝である方丈は、隅々までゆっくりみて回りたい場所です。方丈は本堂の役割を担う建物のことをいいます。
各部屋の障壁画は、重要文化財に指定されていますが、現在は江戸時代の色合いを忠実に再現したレプリカを公開しています。復元されたことによりよみがえった鮮やかな色彩や雄大さは、圧巻です。
また、方丈の前に広がる枯山水の庭園は、時が経つのを忘れてしまうほど美しい場所です。余分なものが一切なく、美しく手入れされた庭は、「わびさび」という言葉がビッタリです。外国の方にも「日本らしさ」を体感していただくことができるおすすめの場所です。
拝観料は、大人500円・高校生400円・小中学生300円です。
まとめ
人気観光スポット南禅寺!便利でお得なアクセス方法とは?(前編)
南禅寺とは
南禅寺まで行くには
ゆっくり散策を
時が経つのも忘れてしまう場所