日本三古湯のひとつに数えられ、全国的に有名な兵庫県の有馬温泉ですが、兵庫県内からはもちろん、大阪や京都からなどであれば日帰りで気軽に立ち寄ることができる温泉でもあります。
日帰り で満喫できる 有馬温泉 の おすすめ するスポットや便利なアクセス方法を紹介します。
日帰りでも満喫できる!有馬温泉おすすめの楽しみ方
有馬温泉へのアクセスはバスがおすすめ
有馬温泉の最寄り駅には、神戸電鉄の有馬温泉駅があります。しかし電車で行く場合には何度も乗り換えをする必要があります。所要時間にほぼ差はありませんが、快適に有馬温泉まで行くにはバスをおすすめします。
大阪、京都からであれば約60分~70分、兵庫県内であれば30分~45分程度で乗り換えなく有馬温泉まで直通で行くことができます。
また、バスの場合は専用の有馬エクスプレス号が大阪・京都から出ており、早割21で予約をすれば割引でお得にチケットを購入することができます。
例えば、大阪からであれば通常1,370円が820円と500円以上の割引になります。有馬温泉をスムーズに、かつ満喫するには行きはチケットを購入しておき、帰りは当日の予定にあわせて購入しましょう。
有馬温泉のバス停から1時間に1~2本ペースでバスが出ているので、事前に時間を確認しておくとよりスムーズです。
不動の人気No.1!金の湯
有馬温泉の中でも、最も有名な入浴場が「有馬本温泉 金の湯」です。金の湯の特徴は、湧き出した無色透明の湯が、空気に触れることで湯に含まれる鉄分が酸化し、変色する褐色の湯です。
泉質はNa塩化物強塩高温泉で、神経痛、筋肉痛、五十肩や高血圧などに効能があるとされています。また、お肌にも良く保湿力が抜群で、しっとりすべすべになると評判です。
温泉の温度は熱めの44度、ぬるめの42度の2種類があり、自身の好みに合わせた温度の温泉に入浴することができます。
こちらの料金は大人650円、小人340円と、良心的な価格設定となっています。また、施設の外には無料で楽しめる足湯や飲泉場が設置されています。
金の湯を飲むことで、便秘や貧血に効能があるとのことです。営業時間は8時~22時(最終受け付けは21時半)、定休日は第2、4火曜日、1月1日となっています。
金の湯と合わせて楽しみたい!銀の湯
金の湯と姉妹温泉として有名な入浴場として知られるのが「銀の湯」です。銀の湯は、無色透明の湯ですが、泉質は炭酸泉、ラジウム泉であり金の湯とはまた違った特徴を持っています。
効能としては金の湯と似ていますが、こちらは動脈硬化や痛風、胆石などがあげられています。銀の湯に入浴するとお肌がさらさらになるとのことなので、金・銀の湯両方に入って比べてみるのも有馬温泉の醍醐味です。
また、金の湯にはないミストサウナが設置されています。こちらの料金は金の湯よりも安く設定されており、大人550円、小人290円となっています。両方の温泉に入浴したい方には、共通の入浴券が850円で販売されています。
また、太閤の湯御殿(資料館)の入場券がついている場合でも、1,000円とリーズナブルな値段で温泉と観光を同時に楽しむことができます。
こちらの営業時間は9時から21時(最終受け付けは20時半)、定休日は第1、3火曜日、1月1日となっており、元旦以外は金の湯と交互の定休日になっています。
金の湯・銀の湯ともにリンスや石鹸類などは備え付けられていますが、タオル類は販売のみとなっており、タオルが200円、バスタオルが500円となっています。
タオルを金の湯に浸けてしまうと茶色に染まってしまうため、変色を防ぎたい方は湯に浸けないように注意しましょう。
有馬温泉でしか味わえない人気のグルメ&お土産
有馬温泉では、ここでしか味わえない食べ歩きを楽しめるだけではなく、名物のお土産が数多くあります。
まずは温泉街の中心部にある、「有馬市」のあつあつ出来たての練り物の天ぷらがおすすめです。
こちらでは400円~いか棒天や紅しょうが天、また季節限定でカニ棒天など、串にささった天ぷらをその場でいただくことができるので、食べ歩きに最適で、有馬温泉の地ビールや、日本初のサイダーとして有名な有馬サイダーと一緒に楽しむ方が多いようです。
また、有馬温泉では炭酸煎餅が有名ですが、他にも有馬温泉でしか購入することができない、「金泉焼き」があります。
金の湯をモチーフにしたこのお菓子は、焦がし醤油のみたらしダレの餅生地の中に、こしあんが入っており、甘味と塩気が絶妙なバランスで、お土産としても人気です。
また、金の湯、銀の湯を自宅で楽しむことができる「摂津有馬のカメ印 自宅湯原料 金湯・銀湯」の入浴剤もお土産としておすすめです。金の湯・銀の湯の泉質を独自に研究してうまれた入浴剤となっています。
このように温泉だけではなく、観光、食事、お土産と、日帰りでも十分に満喫できるのが有馬温泉の大きな魅力です。
まとめ
日帰りでも満喫できる!有馬温泉でおすすめの楽しみ方
有馬温泉へのアクセスはバスがおすすめ
不動の人気No.1!金の湯
金の湯と合わせて楽しみたい!銀の湯
有馬温泉でしか味わえない人気のグルメ&お土産