関東を代表する観光地「 浅草 」。外国からの観光客にも人気があり、1年をとおして人の絶えることがない街です。人気観光地だけに名物もたくさんありますが、最近の話題は 抹茶 の ジェラート 。世界一濃厚で美味しいと評判になっています。
話題のアイス、世界一の抹茶ジェラートを古都浅草で食べる。
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知ってそうで知らない浅草、いったいどんな街?
東京の下町と言えば浅草。江戸っ子の住まいの代表格とされ、義理と人情溢れる人たちでにぎわいます。浅草と言えば浅草寺。
創建は、628年現在の隅田川で漁の網に仏像が掛かったことが始まりとされています。その仏像を自宅で拝し、その自宅を寺院に改めたのが浅草寺の起こりだと言われています。
そして、浅草寺と言えば雷門。実は、雷門の提灯は日本の家電メーカー「Panasonic」の創業者の松下幸之助氏が寄贈したものです。自身の病気の治癒を浅草寺に祈願し、完治のお礼に門と提灯を寄贈しました。今でも提灯の下には、松下幸之助氏の名前が刻まれています。
アイスクリームとジェラートはどう違うの?
アイスクリームは英語で、ジェラートはイタリア語になります。実は、両者の違いは言葉だけの違いになります。
細かく言えば、アイスクリームは食品衛生法で「乳固形分15%以上、乳脂肪分8%以上」という定義があり、ジェラートは乳脂肪分が4%~8%のため法令上はアイスクリームと言えない場合もあります。
製法もジェラートは空気の含有量が35%未満と少ないため、密度が濃く味が濃厚になります。また、ジェラートは新鮮な果物やチョコレート、ナッツを材料に使用するため、日本でいうアイスクリームとは多少違うイメージにもなります。
抹茶は日本茶と違うの?
抹茶は緑茶の1種で、碾茶を粉末にしたものであり茶道ではこの粉にお湯を加えて撹拌したものを飲みます。抹茶としての正確な定義もあり、茶の葉を蒸してから乾燥させた碾茶を茶臼で挽いたものになります。
今では、粉砕機などで挽いたものも認めるとされています。本来、茶道では立てて飲むものですが、その粉末の多様性が認められ料理や和菓子、洋菓子など幅広い用途で使われるようになりました。
世界一濃い抹茶のジェラートで大人気。
アイスクリームの材料としても人気のあった抹茶。その抹茶をジェラートに使い販売し大行列店として人気商品にしたのが浅草の「壽々喜園」です。
もともと浅草で1853年創の老舗のお茶屋として愛されていた壽々喜園が、静岡抹茶を使ったお菓子を販売とする「ななや」とのコラボレーションで作り上げました。それが、SNSで話題が広がり、瞬く間に混雑で整理券を配布するほどの人気を呼んだのです。
味のバリエーションも抹茶の濃さが1番薄いNo.1から一番濃いNo.7まであり、店内のショーケースには色鮮やかなグリーンのグラデーションが広がっています。特に、No.7は「Premium No.7」と呼ばれ世界一濃い抹茶ジェラートとされています。
せっかくなので、ランチも浅草で食べよう。
デザートは抹茶のジェラートに決まりなので、せっかくだからランチも浅草で楽しんではいかがですか。
老舗の名店が数多くあり、さまざまな味のお店にあふれています。
すき焼き 今半本店
やはり、浅草と言えばすき焼きの「今半」。創業1895年(明治28年)からなる老舗の人気店で、外国からの観光客にも知られた名店です。ランチでは手軽な価格ですき焼きも楽しめます。
定休日
火曜日
営業時間
平日 11:30~15:00(ラストオーダー 20:00)
16:00~20:30
土日祭日 11:30~20:30(ラストオーダー 20:00)
駒形どぜう 本店
江戸時代の代表料理どじょう鍋を食べることができる老舗の人気店です。慣れていないと大変かとは思いますが、なかなか食べられるものでもありませんのでこの機会にいかがですか。
定休日
無休
営業時間
11:00~21:00(ラストオーダー 21:00)
並木藪蕎麦
東京の老舗蕎麦店で「藪」が屋号につく名店。藪御三家の1店とし創業1913年(大正2年)の歴史を持つ人気店です。東京一の絶品と称される濃厚なつゆをぜひご堪能ください。
定休日
木曜日
営業時間
11:00~19:30(ラストオーダー 19:00)
味はもちろんのこと、昔から地元の方に愛される老舗の名店が数多くあります。プレイスポットも多数あり、朝から晩まで1日中楽しめるのが浅草です。デザートには世界一のジェラートも楽しめますので、この機会に浅草観光を楽しんでみてはいかがですか。
まとめ
話題のアイス、世界一の抹茶ジェラートを古都浅草で食べる。
知ってそうで知らない浅草、いったいどんな街?
アイスクリームとジェラートはどう違うの?
抹茶は日本茶と違うの?
世界一濃い抹茶のジェラートで大人気。
せっかくなので、ランチも浅草で食べよう。