イタリアにある「水の都・ベネチア」は、人気の観光地として知られ、世界中から 観光 客が訪れています。あなたなら、 ベネチア 滞在にどのくらいの 日数 をかけますか?行きたいところが決まれば、日数も想定できます。
ベネチアのことをもっと知って、旅行プランを立てましょう。
ベネチアを観光するなら、どのくらいの日数をかけますか?
ベネチア基礎知識
イタリアの北東部に位置し、約120の島々が400の橋でつながった都市です。水の都と呼ばれ、水上バスや水上タクシー、観光用のゴンドラなどの水上交通が発達しています。
特に水上バスの「ヴァポレット」は、循環バスとして住民や観光客によく利用されています。使いこなすことができると、時間短縮になるとても便利な乗り物です。
一方で陸路は、道幅が狭く入り組んだ路地が多いため、車の乗り入れはできませんし、自転車も禁止されています。島内は徒歩での移動になります。ですから、救急車や消防車、パトカーもベネチアでは陸路は利用できません。救急船、消防船、パトボートとして水路を使って活躍しています。
ベネチアのことを英語で「Venice」と表記されることから、日本でもベニスと呼ばれることがあります。よってベニスはベネチアのことです。
定番の観光スポット
ベネチアには魅力的なスポットがたくさんあります。まずは定番の観光スポットをご紹介します。
最初にベネチアの中心地であり、世界で最も美しい広場と称されるサン・マルコ広場へ行きましょう。広大な敷地に歴史を感じさせる建物が立ち並ぶ景色は圧巻です。
周辺に見どころが多く、いつも観光客で賑わっています。カフェやレストラン、お土産店も数多くありますので、お茶や食事タイムをはさんでゆっくりと巡るのもおススメです。
サン・マルコ広場に面した「サン・マルコ寺院」や「ドゥカーレ宮殿」も必見です。サン・マルコ寺院はベネチアで最も有名な大聖堂で、特に祭壇の後ろに飾られた「パラドーロ」という金や宝石を散りばめた煌びやかな衝立が人気です。ぜひ見学していただきたいです。
ハイシーズンの4月から10月頃は観光客で入り口は混み合います。事前に公式サイトから予約をするか、ツアーに参加されている方は旅行会社に予約をしましょう。有料にはなりますが、スムーズに入場できます。
ドゥカーレ宮殿はベネチア共和国時代に総督邸兼政庁、裁判所として使われていた建物です。豪華な壁画や天井画が並ぶ一方で、運河を隔てた牢屋が「ため息の橋」と呼ばれる橋でつながっています。煌びやかさとは対照的で、ギャップを感じてしまいます。
ベネチア国際映画祭の会場として使われ、毎年多くの映画関係者やファンで賑わいます。
近くには、見張り台として建てられ現在も鐘で時を知らせている「鐘楼」や、大きく反り返った形が特徴の「リアルト橋」もありますので、ぜひ観光してみて下さい。
島めぐり
時間に余裕がないとなかなか難しいですが、島めぐりもおススメです。ベネチアングラスの生産で有名な「ムラーノ島」は、水上バスのヴァポレットや、水上タクシーで行くことができます。
ベネチアングラスのお店が並び、工房で作業を見学することもできます。お土産にムラーノのベネチアングラスはいかがでしょうか。
その他に、レースとかわいらしい町並みで有名な「ブラーノ島」も観光客に人気です。レース編みが有名で、手芸女子にはたまらなくかわいい商品が購入できます。ベネチア本島とはまた違ったカラフルな家が並び、散策するだけでも楽しくなります。
体験してみよう
他にも見どころはいっぱいあります。有名なゴンドラ遊覧は見逃せません。30分から1時間ほどのコースがあり、値段交渉をして乗船します。徒歩では出会えない景色を楽しめます。
遊覧体験といっしょに値段交渉の体験もいい思い出になるでしょう。オプショナルツアーもありますので、遊覧体験だけでいい方はツアーを利用しましょう。
ベネチアの名産品を本場で作ってみるのはどうでしょうか。ベネチアングラスの工房体験では、簡単なブローチやネックレスなど小物を作れるお店があります。世界で一つだけの作品が作れます。
ベネチアンマス作りを体験することもできます。豪華に仮装し、仮面をつけた人々が参加するカーニバルが、毎年2月に行われ、その際につける仮面がベネチアンマスクといいます。お土産としても売られていますが、オリジナルのマスクを作るのもいい体験になるでしょう。
どちらもイタリア語ができないと個人で行くのは難しいので、オプショナルツアーで体験コースに参加するか、日本語ガイドを手配した方が賢明です。
プランを立てよう
定番の観光だけをするのであれば、半日で一通りのところは巡ることができます。島めぐりや体験もするのであれば、1泊して2日の日数を予定していたほうがいいでしょう。
パッケージツアーについている観光は、ゴンドラ遊覧もして半日の予定が多く、少し速足の観光になっています。パッケージツアーの観光付きコースも参考にしていただき、お買い物や移動時間、道に迷うかもしれないことも考慮して、ゆとりのあるプランを立てましょう。
まとめ
ベネチアを観光するなら、どのくらいの日数をかけますか?
定番の観光スポット
島めぐり
体験してみよう
プランを立てよう