長野県には栗を使ったお菓子がたくさんあります。どのお菓子も美味しそうで、お土産に迷うでしょう。そこで今回は数あるお菓子屋さんの中から 竹風堂 をご紹介します。
なぜおすすめなのか、その理由を知れば納得です。
小布施の栗土産は竹風堂で決まりでしょう
小布施町とは
長野県の北東に位置する上高井群小布施町は晩年を過ごした葛飾北斎の肉筆画を展示する北斎館があり、「栗と北斎と花のまち」として観光地知名度が上昇中です。栗は昔からの名産地で栗を使ったお菓子を販売している老舗のお菓子屋さんがたくさんあります。
栗へのこだわりナンバーワン?の竹風堂
明治26年創業の竹風堂は県内に12店舗を構える、小布施栗菓子の代表的メーカーのひとつです。他のお菓子メーカーも小布施の栗を愛して、それぞれにこだわりを持っていますが、竹風堂のこだわりはその中でも秀でています。
竹風堂がお菓子に使用する栗は小布施栗および優良な国内産の栗のみです。原材料のところに(国内産)と堂々と明記しているメーカーは他にはあまりありません。
毎年産地での出来具合をチェックして仕入れを行い、産地や時期、品種によって特性を考慮しています。
仕入れた栗は自家加工されます。鮮度を大事にしているので素早く「栗あん」「蜜漬栗」に仕込むのですが、蜜漬栗にするための栗は独自のネットワークを使い農家で手作業で皮をむいています。
漂白や着色をせず、自然な栗の風味を引き出すように加工しているため鮮やかな黄色ではなくくすんだ色をしてます。しかしこれは安心の証です。
食べる人のことを考えた容器へのこだわりもナンバーワン
着色料や保存料など使っていないお菓子の品質を保持するためにブリキ缶を長年使っていました。今でもブリキ缶を使用しているお菓子屋さんは多いものです。
しかし、ブリキ缶を開ける際にけがをしたり、開けづらかったりとお客様にとっては美味しいお菓子を食べるために危険や苦労を伴います。
竹風堂はそれを解消するために容器の改良を行いました。もちろんお菓子の品質を保持しながら、安全に開封してもらえるようにです。
ブリキ缶やスチール缶が多い栗かのこはプラスチック容器に変更され、スプーンもついているので、手軽にどこでも食べられます。栗ようかんも長年巻き取り式のブリキ缶を使っていましたが、開封しやすく品質も守られる特殊なアルミ箔を使用し開封しやすくしました。
商品へのこだわりと、食べていただく人への優しさが竹風堂にはあります。
代表的なお菓子と、お土産に人気のお菓子
国内産栗へのこだわり、無添加へのこだわり、容器へのこだわり、そんなこだわりが詰まった竹風堂の代表的なお菓子は栗の風味を味わえる「栗かのこ」「栗ようかん」が最初にあげられます。栗とは関係ありませんが「方寸」という落雁も人気です。
「栗おこわ」は竹風堂の飲食可能な店舗で食事として食べることができます。栗おこわは通販のみで購入ができます。直接持ち帰ることはできません。
もう一つ、人気の商品があります。「どら焼き山」です。栗あんがサンドされたどら焼きなのですが、食べた人の多くは今までのどら焼きの概念が変わるほど衝撃を受けるようです。
どら焼きと言えば大体の想像がつくと思いますが、竹風堂のどら焼きはしっとりとした皮に甘さ控えめの栗あんが絶妙なバランスで作られており、それが想像以上のおいしさなのです。
栗あんの評判が良いのはもちろんですが、どら焼きの皮に関しても評価が高い驚きの商品です。ゆえに、お土産だけではなく、自分用に購入する人も多いのです。
まとめ
小布施の栗土産は竹風堂で決まりでしょう
小布施町とは
栗へのこだわりナンバーワン?の竹風堂
食べる人ことを考えた容器へのこだわりもナンバーワン
代表的なお菓子と、お土産に人気のお菓子