「インド旅行、時差は問題なし!楽しむための注意点は?(前編)」では、インドの渡航準備についてお伝えいたしました。後編では、インドながらの絶景を楽しむため日の出・日の入り時間についてご紹介いたします。
インド 旅行では 時差 はあまり気にする必要はありませんが、日の出・日の入り時間に注意する必要があります。
インド旅行、時差は問題なし!楽しむための注意点は?(後編)
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朝日・夕日と定番の観光地
インドで有名な観光地は、首都デリーがある北インドです。中でも、デリーから約200kmのところにある「タージ・マハル」は、1983年世界遺産に登録されたインド最大の観光名所です。
総大理石でできた白亜の建物は、一見、お城のようですが、16世紀前半から19世紀後半まで存在していたムガル帝国の第5代皇帝シャー・ジャハーンが、亡くなった妻のために建てたお墓です。
青空に映える「タージ・マハル」も美しいのですが、日中より朝日と夕日の時間には、格別な風景をみることができます。白い建物が、赤に染まる様子は幻想的です。
また「ガンジス川」で人々が沐浴をする姿は、ヒンドゥー教最大の聖地バラナシでみることができます。早朝から沐浴のために集まる人々と朝日に染まるガンジス川は、最もインドらしいく生命力を感じる風景です。
観光付きツアーでしたら、どちらも必ず訪れるほど定番の観光名所です。イメージ通りのエネルギッシュなインドがお好みの方は、北インドへ行きましょう。
朝日・夕日と穴場観光地
逆に北インドの人が溢れ、エネルギッシュな大都市が苦手な方には、南インドがおすすめです。自然が豊かで、治安が良く、人が穏やかです。思っていたインドのイメージと違い、驚く方もいるのではないでしょうか。
インド最南端の都市・カーニャクマリにあるコモリン岬は、インド洋、アラビア海、ベンガル湾が1つになる場所で、南インドのヒンドゥー教聖地として多くの信者が集まります。
そして、海から昇る朝日と海へ沈む夕日の美しさが有名な場所でもあります。北インドとはまた違う絶景を味わうことができます。
また、アラビア海側のケララ州にあるアレッピーは、水郷地帯をゆっくり船で巡るバックウォーターツアーが人気です。船の種類や所要時間が選べ、泊まることができるハウスボートもありますので、水面やヤシの木を染める朝日や夕日を船から楽しむことができます。
現地の方たちの生活の場でもあるため、洗濯をしていたり、釣りをしていたり、泳いでいたりとさまざまな日常をみられるところが、魅力の一つです。
お好みの都市をみつけ、時差より日の出と日の入り時間に注目し、インドの絶景をお楽しみ下さい。
まとめ
インド旅行、時差は問題なし!楽しむための注意点は?(後編)
朝日・夕日と定番の観光地
朝日・夕日と穴場観光地