「角館で武家屋敷散策!ランチは秋田名物(前編)」では、300年以上前の城下町の姿を残す人気観光地・角館をご紹介いたしました。後編では、 角館 でいただける美味しい ランチ をご紹介いたします。
角館で武家屋敷散策!ランチは秋田名物(後編)
うどん派?そば派?
ランチは、角館で秋田県のおいしい名物料理をお召し上がり下さい。
数ある名物の中で、湯沢市稲庭町発祥の「稲庭うどん」は外せません。ひやむぎより少し太く、平べったい形状が特長の乾麺です。
「松本家」の向かいにある「ふきや」は、稲庭町に本店を置く稲庭うどん製造元老舗の「七代佐藤養助稲庭うどん」がいただける店です。
なめらかな食感の細麺が、だしやたれによく合います。JR角館駅より徒歩約15分、午前10時~午後7時(閉店時間は時期により異なる)まで営業しています。
うどん人気は全国に知られていますが、そばもおいしいことをご存知でしょうか?
ふきやの隣にある「そばきり長助」は、農家が営むそば店です。無農薬で自家栽培したそばの実を、自家製粉し手打ちしたそばは絶品です。午前11時~午後4時(冬季は午前11時30分~午後3時)まで営業しています。
うどんとそば、どちらを選びますか?
比内地鶏は丼で?それともお鍋で?
日本を代表する地鶏の一つ、秋田県の「比内地鶏」は、濃厚な肉の味、程よい歯ごたえ、脂の濃い旨みが特長です。
武家屋敷通りの一角にある「食事処桜の里」では、角館で最初に始めた究極の比内地鶏親子丼が人気です。肉、だし、卵すべて比内地鶏を使用したトロトロの親子丼は、角館を代表する名物といえるでしょう。お土産に秋田の名産品を購入することもできます。
午前9時~午後5時(お食事は午後10時~ラストオーダー午後4時30分)まで営業しています。
もう一つの比内地鶏を使った料理は、「きりたんぽ鍋」です。JR角館駅から徒歩約10分のところにある「むら咲」では、比内地鶏のだしに、あきたこまちの米を使った自家製きりたんぽと比内地鶏が入った人気の一品です。
鶏の旨みが凝縮されただしと、噛むと味が染み出てくる鶏肉は、主役のきりたんぽを引き立てています。
お昼は午前11時~午後2時まで営業しています。
主役の比内地鶏と名脇役の比内地鶏、どちらがお好みですか?
城主伝承の味をアレンジ
角館城主・佐竹北家により伝承された「御狩場焼」という郷土料理があります。鶏肉や野菜を山椒味噌につけて焼いた料理で、仙北市内の食事処で提供されています。
現代風にアレンジした御狩場焼もあり、先にご紹介したお食事処桜の里では、きりたんぽの中に比内地鶏と山椒味噌を入れた「御狩場たんぽどっく」、むら咲では、和風ピザにアレンジした「御狩場焼きピザ」が味わえます。
江戸時代の雰囲気を残す武家屋敷を散策し、ランチはお好みの郷土料理をご堪能下さい。
まとめ
角館で武家屋敷散策!ランチは秋田名物(後編)
うどん派?そば派?
比内地鶏は丼で?それともお鍋で?
城主伝承の味をアレンジ