カンボジアは、死ぬまでに一度は行きたい国として注目されています。多くの方がそう思う理由の一つに、アンコール遺跡の存在が大きく影響しています。
日本との 時差 は2時間で時差ぼけの影響がなく、日本人観光客も多く訪れています。
魅力的な カンボジア の遺跡をご紹介いたします。
一度は行きたい国カンボジア!時差ぼけの影響なく快適な旅へ
カンボジアとは
カンボジアは、正式名称「カンボジア王国」といい、東はベトナム、西はタイ、北はラオスと隣接する東南アジアの国です。
1954年にフランスから独立して以降、内戦、軍事クーデター、虐殺など波乱の歴史を経て、1993年に現在のカンボジア王国が誕生しました。
しかし、内戦時に埋められた大量の地雷は今も残っており、カンボジアで生活をしている多くの方が被害にあっています。
各国が地雷処理を支援していますが、完了するまでには途方もない年月がかかるそうです。そのため、「カンボジア=地雷」のイメージは強く、観光地としてに印象が薄い方もいるでしょう。
地雷の国から遺跡の国へ
暗い歴史、悲しい現状を抱えながらも近年、カンボジアは観光産業が著しく成長しています。中でもアンコール遺跡は、カンボジア最大の観光地です。1992年にユネスコの世界文化遺産に登録され、広く世界に知られるようになりました。
アンコール遺跡は、カンボジア北西部のシェムリアップ州にあります。現在のカンボジアのもととなった国・アンコール王朝時代に建てられ、大小あわせると600以上の遺跡が点在しています。よく知られているアンコールワットは、その数ある遺跡群の一つです。
今ではカンボジアのアンコール遺跡に、世界各国から多くの方が訪れます。そして「死ぬまでに一度は行きたい場所」といわれるほどの観光国になりました。いずれは、地雷の国ではなく遺跡の国として、さらに有名になるでしょう。
自然と調和した風景が美しい!
初めて訪れる方は、アンコールワットから観光することをおすすめします。遺跡自体の魅力はもちろんですが、時間帯によって、自然と調和したさまざまな姿をみることができ人気です。そしてその姿がアンコールワットの前に広がる水面に映し出され、神々しい風景が完成します。
まず、一番のおすすめは、早朝です。薄暗い中、多くの方たちがその風景を求めて集まります。朝日が昇り、徐々に空が明けてきます。朝日の明るさに対して、アンコールワットの黒いシルエットが浮かび上がり、幻想的な姿をあらわします。この風景をみるだけでも、カンボジアを訪れる価値があるでしょう。
次に、夕暮れ時のアンコールワットも人気があり、非常に美しい黄金色に染まります。早起きが苦手な方は、ゆっくり午後から見学しましょう。
そして真っ青な空の下、聖池の水面に映る「逆さアンコールワット」も見どころの一つです。遺跡と青空、草木のコントラストに目を奪われます。
どの時間帯のアンコールワットも、自然と調和してこそ、感動的な場所として訪れる方の心に残るのでしょう。
精巧なレリーフを堪能しましょう
アンコール遺跡には、多くのレリーフ(浮き彫り)があり、描かれている内容もさまざまです。女神たちや恐竜のような動物、戦いの様子や庶民の日常などが精巧に描かれています。
アンコールトムの中にあるバイヨン寺院には、人々のさまざまな生活風景が描かれています。当時の記録がほとんど残っていないため、レリーフはこの時代のことを知る貴重な記録でもあります。
繊細で美しいレリーフは、きれいな状態で残っているものが多く、当時の技術力の高さを感じることもできるでしょう。
カンボジア旅行の準備と注意点
カンボジア旅行の準備を始めましょう。
ツアーに参加される方は、コース予約の他にカンボジアビザの申請をしましょう。大使館の窓口や郵送申請、ネットや旅行会社代理申請などで取得が可能です。
カンボジア到着後に申請取得もできますが、事前に用意することをおすすめします。詳しくは、カンボジア王国大使館のホームページやツアーを申し込む旅行会社で確認をして下さい。
パスポートの有効期限が6カ月以上ない場合は、ビザ申請ができませんので、新しく申請手続きをする必要があります。
カンボジア到着後の注意点としては、寺院の見学時には、露出の少ない服装で訪れなければなりません。ミニスカート、短パン、ノースリーブは避けましょう。お持ちになる服も注意が必要です。
盗難、強盗、ひったくり、ぼったくりに気をつけましょう。混み合う場所では、スリの被害が多いため、貴重品から目を離さないようにして下さい。夜、一人で外出することはおすすめできません。日本にいる時より用心深く行動することで、防げることも多くあります。
日本との時差は、-2時間と少なく、時差ぼけに悩まされることはほぼありませんので、万全な準備をし、気をつけて快適なカンボジアの旅を楽しみましょう。
まとめ
一度は行きたい国カンボジア!時差ぼけの影響なく快適な旅へ
カンボジアとは
地雷の国から遺跡の国へ
自然と調和した風景が美しい!
精巧なレリーフを堪能しましょう
カンボジア旅行の準備と注意点