毎年、5月の中旬ごろに見頃を迎える 葛城山 の つつじ は「一目百万本」ともいわれるほどみごとに咲き乱れます。期間限定ですので多くの観光客で賑わいます。この圧巻のつつじを思う存分に味わうためのポイントをまとめます。
真っ赤に山が染まる葛城山のつつじがスゴイ!
葛城山の基本情報
葛城山は奈良県御所市と大阪府南河内郡の府県境にある山で、標高は959mです。正式名称は「大和葛城山」です。
日帰り登山やハイキングコースとしてお手軽に出かけられる山なので、関西では四季を通してアウトドア派の人たちの人気スポットになっています。
山頂付近までロープウェイがあるので、つつじの時期には登山家でなくても気軽に訪れることのできる山です。
電車
- 近鉄御所駅→奈良交通バス葛城ロープウェイ前(バス片道 290円)
車
- 収容台数120台程度の駐車場があり、一台一回1,000円です。
つつじで真っ赤に染まるのはいつ?
平均して毎年5月の中旬ごろが満開になり、山一面に真っ赤なつつじが咲き乱れます。葛城山のつつじは「ヤマツツジ」という品種で、真っ赤な朱色の少し小ぶりの花がとってもステキです。見頃は1週間ほどなので、観光客が殺到するはずです。
「一目百万本」と言われるつつじが山肌を深紅に染め上げるのを見ると心を奪われます。つつじで真っ赤に染まったじゅうたんを初めて見た人は圧倒されてしまうはずです。
5月は気候も良く、青く澄んだ空と山の緑とのコントラストもまさに絶景なので、この限られた期間のつつじは一見の価値があります。山頂では360度のダイナミックな眺めもすばらしく、毎年多くの人が訪れるのもうなずけます。
ゴールデンウィークころはまだ咲き始めなので見頃ではありませんが、混雑を避け、登山を楽しむには十分です。
葛城山高原ロッジで疲れを癒す
日帰りでも利用できる宿泊施設で、食事だけ入浴だけの利用も可能です。
宿泊、昼食、軽食、喫茶などの営業があります。高原ロッジから見える夜景は、まるで大地にちりばめた宝石のように美しいです。
- 日帰り入浴
- 大人500円、子ども250円
- 午前11時から午後3時
混雑を避けて絶景を楽しむ方法
葛城山のつつじの満開時は週末だけでなく、平日もかなり混雑します。駐車場に入るのにもかなり時間がかかりますし、さらにロープウェイの待ち時間が数時間もかかることがあります。特に11時頃から14時頃が混雑のピークです。
体力がある方なら、ロープウェイを使わずに歩いて楽しみながら登るのがオススメです。
時間にゆとりのある方なら、朝一番か夕方にロープウェイで山頂まで行き、葛城高原ロッジで宿泊して翌朝観光することもできます。
つつじが満開で混雑がピークの時は山頂の自動販売機は完売されている可能性が高いのと売店は飲み物を求める人の長蛇が予想されますので、飲み物は重いと思っても持参することをオススメします。
ロープウェイで楽チンつつじ鑑賞
- 午前9:10~17:00 所要時間約6分
- 片道 大人740円、子ども370円
- 往復 大人1,250円、子ども630円
元気な行きは森林浴をしながら登山をし、山頂でつつじを楽しんだ後はロープウェイで帰るという方法なども可能です。
つつじと登山のダブルの楽しみ
5月は気候もいいので登山も楽しむことができます。
櫛羅の滝コース(初心者向け)
約3㎞で1時間から1時間半ほどで登ることができます。階段が多く、距離の目安がわかる看板もあるコースですので、距離を把握しやすく初心者でも安心です。途中で滝を見ることもでき、楽しみながら登ることができます。
北尾根コース(中級者向け)
約3.7㎞で1時間半から2時間ほどのコースです。傾斜がやや厳しいですが、眺めは抜群にいいのが特徴です。
まとめ
真っ赤に山が染まる葛城山のつつじがスゴイ!
葛城山の基本情報
つつじで真っ赤に染まるのはいつ?
葛城山高原ロッジで疲れを癒す
混雑を避けて絶景を楽しむ方法
ロープウェイで楽チンつつじ鑑賞
つつじと登山のダブルの楽しみ