都立清澄庭園の最寄り駅・大江戸線の清澄白河駅近辺は、アメリカ発の「ブルーボトルコーヒー」の日本上陸でいちやくカフェの街として、脚光を浴びるようになってきました。
清澄白河駅がある深川は、江戸時代に松尾芭蕉が「奥の細道」へと旅立った地です。清澄白河駅ができてからの現代も、アートの町として、そして今はカフェの町として人情あふれる町の姿を見せています。
今回は、今の 清澄白河 と カフェ についてご紹介いたします。
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清澄白河・カフェのある下町って知っていますか?(前編)
清澄白河 カフェの町となる
「個人の香りがするコーヒーチェーン」をコンセプトにする、「サードウェーブ」コーヒーのお店「ブルーボトルコーヒー」第一号店が2015年にオープンしました。
スタイリッシュでおしゃれなカフェショップとして、オープン以来その人気は衰えるところを知りません。
駅近辺は、江戸時代の埋め立てによって出来た深川に位置します。もともとこれといった特徴のなかった町でしたが、1995年の「現代美術館」設立以来アートの町として、昔ながらの下町から少しずつ変わってきました。
2000年には、大江戸線の清澄白河駅が開業し、東京メトロ地下鉄半蔵門線の乗換駅となりました。その結果、清澄白河には、高層マンションがずいぶん建つようになりました。
そんな中、地の利を得てカフェスタンドが、立つようになりました。川が多く焙煎の際の煙を、川側に向けて流すことができる。また都心に比べて地価が安いという点が、江戸下町の清澄白河にカフェスタンドが多く建つようになった理由です。
次に、カフェの激戦区となった清澄白河の、主なコーヒーショップ・カフェをいくつかご紹介いたします。
カフェ激戦区のこだわりのお店
ブルーボトルコーヒー 清澄白河 ロースタリー&カフェ(Blue Bottle Coffee)
- 話題の大人気店です。白塗りの建物に、青色のコーヒーボトルのイラストが目印のお店です。
- 清澄白河駅より徒歩10分です。8:00~19:00の営業で年中無休です。駐車場はありませんので、お車でおいでの際はお近くのコインパーキングを利用するとよいでしょう。
- メインはエスプレッソ、ドリップ、アイスコーヒーの12種類のドリンクと、ジュースやホットチョコレートのドリンクです。ワッフルやケーキ、クッキーやグラノーラなどのスイーツもあります。
- ブルーボトルコーヒーは、コーヒーの豆は焙煎後48時間以内のものしか使用していません。注文を受けてから一人一人のお客様のために、一杯ごとに丁寧に淹れていくというスタイルです。マニュアル化された既存のコーヒーショップを嫌ったオーナーの、カフェへのこだわりがコンセプトになっているお店です。
- 席の数は8席です。広めの室内空間で、窓も広くおしゃれな雰囲気です。
ARISE(アライズ)
- 青色の屋根が目印の隠れ家のようなカフェです。ドリップで丁寧に仕上げるカフェです。味はコクと酸味のバランスが絶妙で、地元では定評のあるお店です。
- 清澄白河駅より徒歩7分ほどです。10:00~18:00の営業で月曜定休です。イートインでもテイクアウトでも、お好きな自家焙煎のコーヒーが楽しめます。
- 出版社からの取材も多く、それでいて一人でも入りやすいお店です。席の数は椅子のみの6席です。
ザ ノースウェーブ コーヒー(The North wave Coffee)
- 藍色の暖簾のかかる細い入口の、まるで鰻の寝床のような店構えのお店です。厳選された8種類の豆から選べるハンドドリップコーヒーを、一杯ごとに丁寧に淹れてくれます。
- 清澄白河駅と森下駅のほぼ真ん中、商店街の中にお店はあります。ドリップコーヒーが一杯250円からと、お財布にも優しい価格です。森下駅からは徒歩10分程です。
- 手狭な店内には、ベンチシートが2席ですが、2015年にオープンして以来、地元では早くも人気のカフェになっています。マスターはお客様の好みを細かに聞きながら、近所の人から「おいしい」と言って、毎日来てもらえるお店を目指しています。
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まとめ
清澄白河・カフェのある下町って知っていますか?(前編)
清澄白河 カフェの町となる
カフェ激戦区のこだわりのお店