「湯巡りが人気の黒川温泉!混浴露天風呂には入る?(前編)」では、人気の黒川温泉について、また黒川温泉の立ち寄り湯についてご紹介いたしました。後編では、 黒川温泉 の 混浴 や貸切風呂についてご紹介いたします。
湯巡りが人気の黒川温泉!混浴露天風呂には入る?(後編)
勇気を出して混浴
黒川温泉には混浴できる露天風呂が多くあります。混浴は、かつて湯治場だった頃の名残ともいわれていますが、かなりハードルが高い行動です。しかし、混浴露天風呂の方が、宿一番の素晴らしい景観を堪能でき、湯船も広いとことが多いです。
それでは勇気を出して、入浴されますか?
比較的入りやすい混浴露天風呂がある旅館、「いやしの里 樹やしき」をご紹介いたします。温泉街中心からは、車で約3分、徒歩で約15分と少し離れた高台にある眺めのいい旅館です。
お泊り以外に、入湯手形を利用して立ち寄り湯も楽しむことができます。お泊りの方は、チェックインから翌朝9時まで、立ち寄り湯の方は、午前8時半から午後9時まで入浴可能です。
満天の星空をみることができる混浴露天風呂「満天の湯」は、女性用露天風呂の湯の中を歩いて奥に進むと、木の扉があります。そこが混浴露天風呂の入り口です。扉を開け、人がいるかを確認することができます。
またご夫婦や恋人同士で利用する場合は、扉近くで待っていてもらうこともできます。お湯が白濁しているところや、石が湯船の所々に配置してあり隠れやすいところも、他の混浴露天風呂に比べ入りやすいのではないでしょうか。混浴初心者におすすめです。
勇気が出ない方には
入浴しやすいとはいえ、やはり勇気が出ない方も少なくないでしょう。
それでもご夫婦や恋人と一緒に温泉を楽しみたいという方は、貸切風呂(家族風呂)を利用しましょう。宿泊者専用、時間制限、予約制など旅館によって利用条件が異なりますが、趣のあるお風呂をご自分たちだけで貸し切れ、贅沢な気分を味わうことができます。
貸切風呂(家族風呂)は宿泊者専用のところが多いのですが、「いこい旅館」は、立ち寄り湯でも利用でき、大変おすすめです。
午前10時から午後2時までの間、お一人800円(税込み)・40分で、4種類のお風呂から選べます。貸切風呂のみ入湯手形は利用できませんので、ご注意下さい。
またお泊りの方は、宿泊者専用の貸切風呂も含め、すべて無料で利用できます。名湯秘湯百選に選ばれた混浴露天風呂「滝の湯」をはじめ、13種類もの湯があり、宿の中だけで湯巡りができます。宿泊されて自然と調和した温泉をゆっくり満喫していただきたい宿です。
もうひとつの手形
入湯手形のご案内をいたしましたが、黒川温泉にはもう一つ手形があります。
旅館か観光旅館協同組合で購入ができる「かっぽ手形」です。本来期間限定の企画でしたが、好評のため継続中です。
参加旅館やお店の3カ所で、熊本産のおいしいお酒とちょっとしたおつまみをいただくことができます。お酒好きの方にピッタリです。1,500円(税込)で午後3時から午後9時の間、入湯手形の要領で、竹の器を持って散策しましょう。
さまざまな企画を考え、黒川温泉全体で街を盛り上げようとする熱意が、今の人気につながっているのではないでしょうか。魅力満載の黒川温泉をじっくりと散策することをおすすめします。
まとめ
湯巡りが人気の黒川温泉!混浴露天風呂には入る?(後編)
勇気を出して混浴
勇気が出ない方には
もうひとつの手形