京都 の 鉄道博物館 はご存知ですか?鉄道マニアだけが集まる場所ではありません。土日・祝日を中心に、さまざまな世代の方たちが長い列をつくる人気の場所なのです。
寺院観光の印象が強い京都で、なぜ幅広い年齢層の方たちに人気なのでしょうか?その 混雑 の理由を探っていきます。
京都鉄道博物館が人気!混雑の理由は?(前編)
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鉄道博物館とは
もともとあった梅小路蒸気機関車館を拡張、リニューアルして、2016年4月29日にグランドオープンしたのが京都鉄道博物館です。
難しい資料の展示だけでなく、楽しく学べるように工夫されています。中でも、梅小路蒸気機関車館の頃から展示されていた蒸気機関車を含む展示車両は、国内最大規模で迫力があります。
京都駅から徒歩で20分、バスを使うと10分ほどのところにあり、車で行く場合は博物館専用の駐車場がありませんので、周辺の駐車場を利用して下さい。
みているだけで楽しい
先に少しご紹介したように、何といっても展示車両の多さが一番のみどころです。この博物館を訪れると、蒸気機関車から新幹線まで53両の車両を一同にみることができます。
まず圧巻なのが、蒸気機関車です。扇形の車庫に20両の蒸気機関車が、ズラリと並んでいる姿をみることができます。特に子供たちには、夢のような現実でしょう。
そして、2015年の春に惜しまれながら引退した「トワイライトエクスプレス」も迎えてくれます。かつては大阪駅から札幌駅まで運行していた寝台特急で、なかなか予約の取れない人気の豪華列車でした。その美しい姿は、新幹線よりもみることが難しかったので、みられること自体が大変貴重なのです。
その他にも、白と青のボディの0系新幹線や、営業運転を再開した当時、世界最速300km/hを実現した500系新幹線などさまざまな時代に活躍した列車がみられます。
また博物館の人気コーナーのひとつ、本格的な巨大ジオラマも見逃せません。列車も街並みも精巧に作られ、鉄道システム全体をみることができますので、じっくり楽しみたいものです。
わくわく体験
鉄道博物館では体験できるコーナーも人気です。本物の蒸気機関車が牽引する列車「SLスチーム号」に乗車することができます。往復10分の乗車ですが、お子さんもお父さん世代も大興奮間違いなしです。
11時から15時30分の間、運行していますので、詳しいスケジュールと空席は当日現地で確認ができます。入館料とは別に乗車券が必要になりますので、券売機でお買い求め下さい。
その他、土日祝日などに「鉄道おしごと体験」が実施されています。車掌、運転手、線路の点検、車両の裏側探検などさまざまなことを、現役のJR西日本社員が指導してくれます。小学生限定以外に年齢制限がないものもありますので、ぜひ参加してみて下さい。
まとめ
京都鉄道博物館が人気!混雑の理由は?(前編)
鉄道博物館とは
みているだけで楽しい
わくわく体験