香川県はさぬきうどんが全国的に有名ですが、うどん以外にも人気の名物料理があります。香川県第二の都市、丸亀が発祥の骨付鳥です。スパイシーな濃い目の味つけがクセになるおいしさです。
丸亀 名物・骨付鳥の魅力と気になる カロリー についてご紹介いたします。
丸亀の名物を食べる前に、気になるカロリーは?(前編)
丸亀市とは
丸亀市がどのようなところかご存知ですか?
直接関係はありませんが、大手うどんチェーン店「丸亀製麺」の急成長により、「丸亀」という名前を知った方もいるのではないでしょうか。
丸亀市は香川県の中西部にあり、高松市に次ぐ第2の都市です。江戸時代には、丸亀と金毘羅宮を結ぶ丸亀街道が、参拝者の往来で賑わっていました。現在も金毘羅宮までの道のりをしるした丁石や道標が残っており、各所で目にすることができます。
また、全国的に有名な香川県の名物さぬきうどんの名店が、丸亀市にも数多くあります。丸亀市は古くから塩田が多く、うどんの材料である塩の生産量が日本一でした。良質の小麦が多く生産されていこともあり、なるべくしてなった名物といえるでしょう。
しかし絶対的存在のさぬきうどん以外に、丸亀には人気の名物があります。
豪快にかぶりつこう
丸亀発祥の人気名物は、骨付鳥です。鶏の骨付もも肉を、にんにく、塩、コショウでしっかり味をつけ、オーブンでじっくり焼いています。皮がパリパリで中がしっとりジューシーな骨付鳥に、豪快にかぶりつきましょう。
骨付鳥には「おやどり」と「わかどり(ひなどり)」の2種類あり、おやどりはしっかりとした歯ごたえが特徴で、噛むほどに濃厚な旨みが感じられます。わかどりはやわらかい肉質が特徴で、食べやすく女性やお子さんに好まれます。
そして添えられたキャベツやサイドメニューのおにぎりを、旨みたっぷりの肉汁につけて召し上がって下さい。また、濃い目の味つけが冷えたビールと相性抜群です。
ヘルシー志向の流れに逆行
ダイエットやデトックスなど食生活に気をつけている方も多いのではないでしょう。
毎日の運動量や体型、年齢によって異なりますので、あくまでも目安ですが、成人男性の1日摂取カロリーは2400~2600kcal、成人女性は1800~2000kcalです。
骨付鳥は、皮つきの鶏もも肉を使用しており、200gの場合、カロリーは約400kcalあります。いっしょにいただくおにぎりは大きさにもよりますが、1個約170kcal、生ビールは中ジョッキ―で約200kcalです。
骨付鳥とおにぎり2個、生ビール1杯で女性は1日の摂取カロリーの約半分をとることになります。ダイエット中の方には厳しい数字です。
それでもコラーゲンたっぷりの骨付鳥を召し上がっていただきたいと思う丸亀市民、香川県民は多いでしょう。
まとめ
丸亀の名物を食べる前に、気になるカロリーは?(前編)
丸亀市とは
豪快にかぶりつこう
ヘルシー志向の流れに逆行