「こんなのあるの!?以外と知らないミラノ3大空港の魅力(前編)」では、ミラノの空港からのアクセスにはどのような手段があるのかご紹介いたしました。後編では、 ミラノ の3大 空港 のそれぞれの特色や魅力についてお伝えいたします。
こんなのあるの!?以外と知らないミラノ3大空港の魅力(後編)
ミラノの空港といえばここ!マルペンサ空港
マルペンサ空港は市内から45キロメートルほど離れた場所に位置します。空港からはマルペンサ・エクスプレス(私鉄)やシャトルバスで行くことができます。チケットはオンラインで予約したり、当日、窓口や自動販売機でも購入が可能です。
しかし、マルペンサ・エクスプレスの利用では、ユーレイルグローバルパスは残念ながら利用できません。そのほかの移動手段としては、タクシーやレンタカー、プライベート送迎車という手もあります。
マルペンサ空港はミラノの主要空港ということもあり、規模もミラノでは最大です。2015年に開催されたミラノ万博に伴って、第1ターミナルにはショッピングエリアがオープンしています。
免税店にはイタリアの超有名なブランド店が軒を連ね、その数は46店舗にも上ります。空港へは早めに到着しなければなりませんが、待ち時間に退屈することはありません。
便利さではNO.1。リナーテ空港
リテーナ空港から市内へのアクセスは、シャトルバスを利用するのが一般的で、楽です。
シャトルバスは15分に一本ほどの頻度で運行されており、ほとんどのバスは空港と中央駅間を結んでいます。
チケットも車内で購入できるので、空港へ着いたらそのままバス乗り場へ直行しましょう。そしてやってきたバスに乗り込めば、あとはそのまま中央駅まで連れて行ってもらえます。
リテーナ空港は市内から10キロほどしか離れていません。バスに乗り込んでから、わずか25分で中央駅に到着です。シャトルバスでは、大きな荷物はトランクに入れてもらえるので、移動時間もゆったりと過ごすことができます。
また、その立地の良さから、路線バスを利用する人もいます。シャトルバスの方が断然楽ですが、路線バスを利用すれば、運賃を半額以下に抑えることができます。
ミラノ?ペルガモ空港(ベルガモ・オリオ・アル・セーリオ空港)
ペルガモ空港から市内へのアクセスは、リナーテ空港同様、シャトルバスが一般的です。空港から市内への距離はマルペンサ空港とほぼ同じぐらいですが、運賃は5~10ユーロほどで、マルペンサ空港から出発するバスのほぼ半額といったところです。
ベルガモ空港はLCC専用ということもあって、空港の免税店はあまり充実していません。そもそもこの空港、ミラノと言いながら、ミラノにはありません。その名の通り、「ベルガモ」という小さな町にある、小さな空港です。
レストランやお土産を買う場所はありますが、リナーテ空港やマルペンサ空港に比べると寂しいものです。
しかし、空港から歩いて10~15分ほどの場所に、「オリオ・センター」という名の大きなショッピングセンターがあります。営業時間も朝10時から夜の10時まで開いていますので、時間があれば立ち寄ってみるのもいいでしょう。
ヨーロッパのショッピングモールってどんなものかなと覗いてみるのも、案外楽しいかもしれません。
まとめ
こんなのあるの!?以外と知らないミラノ三大空港の魅力(後編)
ミラノの空港といえばここ!マルペンサ空港
便利さではNO.1。リナーテ空港
ミラノ?ペルガモ空港(ペルガモ・オリオ・アル・セーリオ空港)