近年、世界中の注目を集めているミャンマーですが、どのような国でどのような食事をしているのかも気になるところです。同じアジアなので日本人の口にも合い、しかも一度食べたら病み付きになるともいわれる ミャンマー 料理 について取り上げてみます。
アジア最後の秘境と呼ばれるミャンマーの料理とは
ミャンマーとはどのような国?
ミャンマー(旧称ビルマ)は外国の影響が少なく、独自の文化がそのまま保たれており、都会でも昔ながらの生活をしているところがほとんどです。パゴダと呼ばれる仏塔があり、ロンジーと呼ばれる民族衣装を着て、顔にタナカという粉を塗っている人たちを見かけます。
黄金の仏教施設である「シュエダゴンパゴダ」が世界遺産に登録されています。
ミャンマー料理の特徴
主食は日本と同じく米ですが、細長いパラパラしたインディカ米が食卓によく上がります。
「ヒン」と呼ばれるミャンマー風カレー、「アトウッ」と呼ばれるサラダ、「アイエー」と呼ばれるスープ、モヒンガーやオンノ・カウスェーで代表される麺類、ナンビャと呼ばれるナンのようなパン類に大きく分類されます。
ヒラマメ、インゲンマメ、ヒヨコマメなどの豆類がよく用いられます。ナンプラーや塩辛がミャンマー料理に欠かせない調味料です。ミャンマー料理は全体的に味が濃い目で、酸味が強いのが特徴です。米とおかずを一緒に食べるのがミャンマー料理の特徴です。
おすすめのミャンマー料理
モヒンガー
ミャンマー料理で一番有名な料理でミャンマー料理の店なら必ず置いてあるはずです。ナマズからだしをとったスープに米粉の麺、バナナの茎、ゆで卵などの具が入っています。少し生臭いので好き嫌いが分かれる料理ですが、ぜひ食べていただきたい一品です。
オンノ・カウスェー(麺類)
ミャンマーを代表する麺料理の一つで、ココナッツミルクがベースのスープに米粉でできた麺が入った甘みとスパイシーさが特徴の麺料理です。日本にはない独特の味で、ミャンマーを代表する国民食です。
ヒン
ミャンマー風カレーを指し、インドカレーのような香りはしますが、辛くなく、サラサラでもなく、見た目の油が多い感じが特徴です。
ニンニク、ショウガ、玉ねぎがたくさん入っており、ナンプラーで味を整えられています。それほど辛くないので、辛いのが苦手な人でも食べることができます。
ラペットウッ(サラダ)
ラペットウッというのはミャンマー名物の一つお茶の葉でできたサラダです。他に有名なものとしてタイェッチントウッ(未熟なマンゴー)、カヤンチンデイートウッ(トマト)、ショウユエットウッ(レモンの葉)などがあります。
漬け物
東南アジア随一の漬け物王国とも言われています。ミャンマーはコメの消費大国ですので、漬け物は庶民に欠かせないおかずです。お茶の葉、マンゴー、もやし、タケノコなども漬け物にします。
ミャンマーでの食事のマナー
今ではスプーンやフォークを使うことが多くなっています。この場合、右手にスプーン、左手にフォークを使います。
また、一昔前は「手」で食べる習慣があったので、今でも手で食べるのは一般的です。手を使って食べる場合は、右手だけを使い、左手は使わないというマナーがあります。
器をテーブルから持ち上げて、口に直接付けて食べることや、麺類やスープを音を立てて食べるのもマナー違反になります。
日本にあるミャンマー料理のお店
東京都新宿区高田馬場にはミャンマータウン「リトルヤンゴン」という知る人ぞ知る穴場スポットがあります。その中の2店をご紹介します。
ミンガラバー
家庭的なミャンマー料理を提供してくれる老舗店です。
ルビー
ランチバイキングがあるうれしいお店です。お客さんは日本人よりもミャンマー人の方が多いので本場の雰囲気を味わうことができます。
まとめ
アジア最後の秘境と呼ばれるミャンマーの料理とは
ミャンマーとはどのような国?
ミャンマー料理の特徴
おすすめのミャンマー料理
ミャンマーでの食事のマナー
日本にあるミャンマー料理のお店