大阪の中之島西部に位置する安治川沿いに、中之島GATEと呼ばれるエリアがあり、その中に中之島漁港があります。こちらの漁港は都会の川沿いにあり、一般の方が購入できる鮮魚取引所です。人でにぎわう人気スポット、 中之島漁港 の魅力をご紹介します。
都会の川沿いに漁港?人でにぎわう中之島漁港!
中之島漁港とは
中之島漁港は大阪府大阪市西区川口にあり、周りは税務署や警察などの公的機関やオフィスが建ち並んでいます。明治時代には大阪の開港場となり、諸外国との玄関口として大阪の繁栄に携わっていた歴史ある場所でもあります。
そして水の都・大阪にオープン以来、中之島漁港は観光客だけでなく地元の方も訪れる大人気のスポットです。プロの料理人が買い付けに来るほど新鮮な魚を、直接購入することができます。
また、丼や浜焼きバーベキューなどが食べられるスペースもあり、ご家族や友人とわいわい楽しみながら食事をすることができます。
地下鉄千日前線、地下鉄中央線の「阿波座」駅より徒歩約10分、タクシーをご利用の場合は、大阪(梅田)駅やなんば駅より約10分で行くことができます。
魚が新鮮な理由
都会の漁港でも、海沿いの漁港と同じように毎日新鮮な魚が集まります。近海からはもちろん、北海道から九州まで、全国の港から新鮮な魚が「活魚」の状態で運び込まれます。
ふぐ、鯛、鯖、鯵、エビ、カニなど旬のものが活魚車で、近海の漁港からは漁船で直接水揚げされます。また、構内には生け簀が多く用意され、運ばれてきたままの新鮮な状態で生け簀に移されます。この仕組みが、魚鮮度抜群の魚を個人で購入できる理由です。
全国の漁港からの海の恵みを、都会の真ん中で購入したり食べたりすることができますので、大阪観光の際にはぜひお立ち寄り下さい。
ワンランク上のおいしさ
食事スペースでは人気の定番メニューに加え、季節に合わせたメニューが登場します。構内の新鮮な魚が使われていますので、ワンランク上のおいしさは間違いありません。飽きることなく、何度でも来たくなる場所です。
バーベキュー場も併設していますので、お好きな魚を注文していただき、ご自身で焼いて食べることができます。川の流れを眺めながら食べる新鮮な魚は、より一層おいしく感じるのではないでしょうか。
また、かに祭りやカキ小屋、ビアガーデンやマグロ解体ショーなど期間限定のイベントも開催されていますので、幅広い年齢層のお客様に喜ばれています。
鮮度のいい旬のものをお手頃な価格でいただける喜びを、中之島漁港では味わうことができます。幸せな時間を過ごせそうです。
魚だけではありません
毎月第1土曜日の午前11時~午後4時まで中之島漁港内で「フードラバーズマーケット」が開催されます。月に1度、生産者や製造者、料理人の方たちによって作られたこだわりの商品が購入できるマーケットです。
野菜やパン、スイーツやジャムや調味料など愛情が込められたたくさんの商品が並んでいます。また、ピザやカレー、麺やスープなど素材や作り方にこだわった料理も食べることができます。
食べ方やおいしさの秘密など、出店者の方たちと会話をしながら買い物を楽しんだり、屋台感覚ではしごしながらおいしい料理を食べたりと、魚だけではないマーケットも楽しいのではないでしょうか。マーケット開催日に合わせて、中之島漁港を訪れる方も多くいます。
水都大阪フェス
2009年より毎年続く水都大阪フェスは、中之島公園を中心に水の都・大阪の水辺を楽しむ初秋のイベントです。中之島漁港がある中之島GATEエリアも含まれており、開催中さらに多くのお客様が訪れます。
水辺の景観を楽しみながら行える多くのプログラムが用意されおり、ご自分のペースで水都大阪を楽しむ方が増えてきています。
数あるプログラムの中でも、船に乗って初秋の大阪を満喫する「舟運プログラム」がおススメです。定期船以外に、この期間中特別に企画されたクルージングも運行します。
食事やワインが楽しめるクルージングや歴史や文化に触れられる船、生演奏を船上で楽しめるクルージングなどがあります。
特にナイトクルージングは、ロマンチックでデートにピッタリです。ライトアップされた橋やレトロな建築物、ビルの明かりまで美しく贅沢な気分に浸れます。友人同士でも十分楽しめますので、安心してご乗船下さい。
中之島漁港と水都大阪フェスは、ともに訪れていただきたい魅力的なスポットとイベントです。フェス開催中の第一土曜日に訪れるのはいかがでしょう。
まとめ
都会の川沿いに漁港?人でにぎわう中之島漁港!
中之島漁港とは
魚が新鮮な理由
ワンランク上のおいしさ
魚だけではありません
水都大阪フェス