「日光(紫外線)アレルギーに備えて、アウトドアを満喫(前編)」では、日光(紫外線)アレルギーの原因と症状についてご説明いたしました。後編では、日光アレルギーの予防法や対処法についてご説明いたします。
日光 アレルギー を予防しながらアウトドアを満喫しましょう。
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日光(紫外線)アレルギーに備えて、アウトドアを満喫(後編)
日光アレルギーの予防と対処方法
一年を通じて、日光の紫外線の強い時期は4月から9月で、特に強い時期は5月から8月です。この時期に山や海にお出かけの際は、十分な予防と対策が必要です。
予防法としては、なるべく肌を紫外線に当てないようにするのが基本です。そのため服装は風通しの良い長そでの上着や、つばの大きめの帽子、また日傘などをさして外出するように心がけるとよいと思います。
- 家の中でできる紫外線対策には、窓ガラスにUVカットのフィルムを張ることがあります。ちょっと面倒ですが、紫外線のあまり強くない早い時期に、やっておくのもよいでしょう。
- 顔や手や腕の皮膚など、どうしても日光の紫外線が当たるところには、日焼け止めクリームで紫外線カットの成分を含むものを、塗ったりするとよいでしょう。また光毒性という作用のある成分を含む化粧品は、使わないようにします。
- 食事や食べ物では、柑橘類や野菜でソラニンという成分の少ないものを、摂取するようにすることをお勧めします。朝ごはんのデザートには、ソラニン成分の少ない果物を食べるのが良いと思います。
- 皮膚に貼り薬をする際は、なるべく貼ったところは、日光に当たらないようにする工夫も必要です。内服薬なども、予め成分をチェックし薬剤師の方に、詳しく聞いておくのもよいでしょう。
まんがいち、光(紫外線)アレルギーになってしまった場合の対処法ですが、紫外線を浴びて皮膚が真っ赤になったり、痒みなどが出た場合は、医師に診断を受けましょう。その症状が光(紫外線)アレルギーによるものかどうかを、診てもらってください。
- 光(紫外線)アレルギーは、現在のところ残念ながら、完全に治癒するものではないといわれています。医師は痒みや腫れや赤みを取り除くために、非ステロイド系の塗り薬を処方してくれることと思います。一時的に赤味や痒みや腫れは、抑えられるかもしれません。市販の薬はかえって症状を悪化させることもあるので、あまりお勧めではありません。
アウトドアでのトラブルに備えておきたいものは?
日光アレルギーについてみてきましたが、アウトドアの活動全般でのトラブルに備えて、取り組んでおきたいことがあります。
- 無理のないスケジュール・予定にする
- 集団活動では弱い人のペースで予定を組む
- 日頃からの健康管理や薬の管理
- いざという時の基本的な応急処置の方法を学ぶ
- 気象や天候の情報収集
- 万が一の保険の加入
- 服装や装備品の準備
- 日頃の体調の管理
- 小さな子供さんやお年寄りへの気配りと目配り
- かかりつけのお医者さんを決めておく
4月から日光の紫外線が強くなる時期となりますが、トラブルを予防して快適なアウトドアを過ごせるよう、少しでも日頃からの意識を高めておきたいものです。
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まとめ
日光(紫外線)アレルギーに備えて、アウトドアを満喫(後編)
日光アレルギーの予防と対処方法
アウトドアでのトラブルに備えておきたいものは?