おみくじ で 凶 を引く確率は一般的に大吉が16%、吉が35%、凶が29%、その他が20%だと言われています。こう見ると思っていたよりも確率が高いと感じた方は多いのではないでしょうか。
1年の初めで凶を引いてしまい、お正月から憂鬱な気持ちになった方におすすめのパワースポットを今回はご紹介させていただきます。凶などの負のものをきれいさっぱり落として、1年の再スタートをすぐに切りましょう!
今回は、関東厄除け三大師に数えられる都内の「西新井大師」をご紹介させていただきます。
おみくじの凶を一蹴させるなら西新井大師に行こう!
関東厄除け三大師
関東厄除け三大師は、神奈川県の「川崎大師」、東京都の「西新井大師」、千葉県の「観福時」の3を指します。ここでの大師は一般的に弘法大師のことで、弘法大師は平安時代の僧である空海のことです。また、空海は仏教の宗派である真言宗の開祖でもあります。
また、関東厄除け三大師は、日本厄除け三大師ともいわれているため、厄払いに毎年多くの人が訪れます。
西新井大師
西新井大師は、東京都足立区西新井にあります。五智山偏照院總持寺といい、真言宗のお寺です。昔、空海が関東を周っている際に、流行り病に苦しんでいる人々を救おうと、十一面観音像と自分の像を彫りました。
観音像を本尊にし、自分の像を枯れた井戸にお安置し21日間護摩祈願をしたところ、枯れたはずの井戸から水が湧き出て、すぐに流行り病がなくなり、人々は病から解放されたというお話があります。
この時、その井戸がお寺の本堂の西側にあったため、「西新井」という名前が付いたと言われています。
厄祭消除の祈願寺として、江戸時代には女性の厄除け祈願所として有名になりました。現在では、関東地方の各県から老若男女が訪れ、厄除けの名所として人々を助けています。まさに、おみくじで凶を引いてしまった人にうってつけのお寺です。訪れない理由が見当たりませんね。
年末年始の参拝時間
1月1日は境内に入れる時間が12月31日の6時から1日の24時までとなっており、新年を迎える場所としても問題ありません。また、本堂や御守りは0時から22時の間で参拝が可能です。護摩祈願の受付は8時まで可能となっています。
気になるおみくじは本堂の参拝時間と同じです。
1月2日、3日は境内が6時から23時、本堂、御守り、おみくじが8時から22時となっています。護摩祈願の受付は8時から17時30分です。
参拝時間がこれだけ長いのなら、忙しい方も合間を縫って訪れることもできますね。
見どころは梅の花
西新井大師にはいたるところに梅の花が咲くようです。毎年、1月の上旬から花が咲き、2月中旬に白梅、淡い紅色の紅梅が満開になります。全部で20種類以上の梅があります。
厄除けをした後に、1年を梅の香りから始められるのも西新井大師の見どころですね。
アクセスと注意点
アクセスとしては、公共交通機関での参拝が一番です。一般の自動車駐車場はありません。近隣の民間駐車場も不足しているので、要注意です。
また、年始は多くの人が参拝の訪れるため交通渋滞に巻き込まれず、スムーズに参拝を済ますには、やはり公共交通機関をおすすめいたします。
バスでの参拝方法は、以下2つをおすすめいたします。
- 池袋駅東口発都営バス西新井駅行で、西新井大師下車。(全部で通常40分です。)
- 王子駅発都営バス西新井駅行で、西新井大師下車。(全部で通常20分です。)
電車での参拝方法は、
- 東武大師線大師前駅下車の徒歩5分です。
電車での参拝が一番スムーズだと思います。
まとめ
おみくじの凶を一蹴させるなら西新井大師に行こう!
関東厄除け三師
西新井大師
年末年始の参拝時間
見どころは梅の花
アクセスと注意点