皆さんは おみくじ の 待ち人 の意味を正しく理解していますか。おみくじの恋愛の欄と、待ち人の欄を2つ見比べて、総合的に恋愛運を測っているのではないでしょうか。待ち人の欄を見て多くの人が、恋愛において運命の相手が現れるか、現れないかの判断基準だと考えていると思います。しかし、本来の待ち人の意味は実は似たようで違います。
実際は、「人生を変える人」、「人生を変える出会い」のことを指します。待ち人の正しい意味を知り、自分の人生を変えるようなめぐりあいを探しに、都内渋谷の最古の神社へ出かけませんか。新しい自分に出会えるかもしれません。
今回は渋谷で最古の神社、氷川神社をご紹介いたします。
渋谷最古の神社でおみくじの待ち人欄に開運を祈る。
待ち人
待ち人とは、自分の好きな人という意味ではなく、本来の意味は「自分の運命を良い方向に変える人」のことを指します。
自分が将来について悩んでいる時、これから進む道を模索している時に、おみくじの待ち人欄をしっかりとチェックする必要がありますね。自分の人生の転機になるような出会いがあると思えば、自然に人とのめぐりあいを大切にしたくなりますね。
渋谷最古の神社、氷川神社
渋谷で最も古い神社である、氷川神社。古くから氷川大明神とも呼ばれています。創建は寛治6年(1092年)と言われることもありますが、神社の始まり自体の詳細を明らかにできる資料はいまのところ見つかっていません。
慶長10年(1605年)に記された「氷川大明神豊泉寺縁起」によると、日本書紀に登場する日本古代史上の伝説的英雄である「日本武尊」(ヤマトタケルノミコト)が、東征の際にこの地に日本神話に登場する「素戔嗚尊」(スサノオノミコト)を祀ったとされています。
この氷川神社に祀られている神々の名を知ってしまったら、その力に惹かれざるをえません。日本の古代史から受け継がれる歴史が存在することが、氷川神社の歴史とそのご利益を物語っています。
御祭神
氷川神社には御祭神として、4つの神様が祀られています。この氷川神社には、日本を代表する神様が祀られています。素戔嗚尊、稲田姫命(クシナダヒメ)、大己貴尊(オオナムチノミコト)、天照皇大神(アマテラススメオオミカミ)の4柱です。
稲田姫命は素戔嗚尊の妻で、大己貴尊は素戔嗚尊の息子です。また、大国主命(オオクニヌシノミコト)とも呼ばれ出雲大社を建てた神様です。天照皇大神は、素戔嗚尊の姉であり、日本の太陽神として崇められ、伊勢神宮にて鎮座をしています。
これらの神々はすべて素戔嗚尊との縁があります。神社全体が神々自身の持つ縁の力で守られているような気がするのは私だけでしょうか。
縁を紡ぐ神々
有名な素戔嗚尊の神話に、偶然めぐりあった稲田姫命を救うためにヤマタノオロチを倒した話があります。その後2人は結婚をし、宮殿を建てて共に暮らします。
稲田姫命は素戔嗚尊との偶然のめぐりあいから、間違いなく人生が変わっています。素戔嗚尊には、人の人生を変える力があるようです。
大己貴尊は縁結びの神としての信仰があります。恋愛関係だけでなく、人生の転機となるような縁結びが毎年、出雲大社で行われていると言われています。多くの子どもや妻がおり呼び名もたくさんあったという話は、広い地域での信仰があったことを意味しています。
広い地域で人々に信仰され、妻や子どもも大勢いたとなると、その縁の強さに惹かれてしまいますね。
日本神話に出てくる有名な神々が祀られているこの氷川神社なら、停滞している自分の未来を明るく照らしてくれそうです。ここでおみくじをしない理由が見つかりません!待ち人欄に注目し、人生を変えに出かけましょう!
アクセス
渋谷駅より都営バス日赤医療センター行 「國學院大學前」 徒歩1分です。
まとめ
渋谷最古の神社でおみくじの待ち人欄に開運を祈る。
待ち人
渋谷最古の神社、氷川神社
御祭神
縁を紡ぐ神々
アクセス