大阪城ホールでは、たびたびコンサートや式典など行われています。大阪城のコンサートホールではステージパターンが複数用意されており、演出によって座席の配置は大きく変わります。それぞれの座席の特徴をつかんでいれば、最適な座席選びもしやすくなるでしょう。
今回は、 大阪城ホール の 座席 についてご紹介していきます。
大阪城ホールの座席のタイプを熟知しよう
そもそも座席にはどんなものがあるの?
ホールの席のタイプには、アリーナ席とスタンド席があります。
アリーナ席は、ホールに臨時で作られた席のことです。最初から施設に取り付けられているタイプの席ではないために、その座席の配置の仕方は主催者側が自由にアレンジすることができます。
コンサートなどで使われるアリーナ席ではステージとの距離が近いために、出演者を間近で見ることができます。
しかしアリーナ席は平面上に椅子を並べているので、後方の座席になると前の人でステージが見えづらいということもあります。コンサートや式典の主催者によってはそのあたりも配慮した座席配置を行っている場合もあります。
また大阪城ホールでは、ステージの種類もパターン化しており、演出のイメージがしやすくなっています。
スタンド席はもともと施設に取り付けられているタイプの座席のことです。スタジアムの観客席をイメージしていただければわかりやすいと思います。
アリーナ席に比べるとステージからの距離は遠くはなりますが、傾斜がつけられているので前の人でステージ自体が見えないということはほとんどありません。
ステージパターンは何種類?
ステージをどのように設置するかによって、客席からの見え方は随分変わってきます。とりわけアリーナ席では座席自体が動くので、ステージパターンは重要な要素の一つです。大阪城ホールのアリーナでは、3種類のステージパターンを提案しています。
パターンA
楕円形のアリーナを横に使い、アリーナ席を横に広く使ったパターンです。そうすることで、後方に行く人を少なくすることができます。収容人数はアリーナ席のみで2,500人、スタンド席では3,700人ほどを想定しています。
パターンB
アリーナを縦に使い、客席が後方に伸びているパターンです。式典などに利用するには最適な設置で、人数もアリーナ4,000人、スタンド席65,000人、そして後方の立見席で700人ほど収容できます。
パターンⅭ
ステージをアリーナの中心に置き、アリーナ席がそれを取り囲むような形に配置した設置です。四方からステージを囲むことで、遠すぎてステージが見えないという問題が軽減されます。
また隅のスペースまで利用できるので、アリーナ席だけでも4,500人ほど収容することも可能になります。スタンド席では9,000人、立見席でも2,500人と最大です。アリーナのスペースを最大限に利用した配置です。しかしこちらはステージからは視覚がなくなります。
使用される用途とは?
パターン化されている大阪城ホールのステージですが、実際には、どのパターンがどのような用途に使われているのでしょうか?
まず、「パターンA」です。こちらはゆったりとゆとりを持たせたレイアウトになっているので圧迫感がなく、落ち着いたコンサートや小規模な式典に適した形となっています。
続いて「パターンB」です。こちらはAので使うよりも大規模なコンサートや式典で利用するのに適しています。スペースを有効に使っており収容力も高いので、人気グループのコンサートなどはこちらが利用されることが多いです。
最後に「パターンC」です。こちらはA、Bとは若干趣が違います。主にボクシングやレスリング等のスポーツのイベントに適したパターンとなっていますが、その収容力の高さから、最近では人気アイドルグループのコンサートやライブにも利用されています。
またその場合、ファンの方にとっては、ステージの最前列が四面に増えることにもなる上、大好きな歌手をいろんな角度から見ることができるという点にもつながります。
まとめ
大阪城ホールの座席のタイプを熟知しょう
そもそも座席にはどんなものがあるの?
ステージパターンは何種類?
使用される用途とは?