東京オリンピック追加種目にサーフィンが選ばれたことは、サーファーにとっては悲願。しかし、サーフィンに馴染みのない人は知らないことだらけで、今一つピンときていません。
東京 オリンピック で楽しく観戦するために サーフィン についてもっと知っておきましょう。
東京オリンピックに向けて、サーフィンを知ろう!
サーフィンとは
板(サーフボード)に乗って波の上を滑るマリンスポーツです。これがサーフィンに対する知識の全てという方もいるでしょう。ただ波に乗るということではなく、天気や風向きを把握し、波の大きさや潮の流れまでも考えなければなりません。技術や体力に加え、とても頭を使うスポーツなのです。
1つの波に1人のサーファーというルールがあり、波の上ではっきりとした優先権が存在します。美しい海を維持していくために、ゴミは捨てずに家に持ち帰り、自分のゴミ以外にも落ちていたら一緒に持ち帰るというマナーもあります。
サーフィンは「するもの」で「みるもの」ではないと思って観戦に消極的な方も、海を愛し自然と向き合い競技するこの奥深いスポーツに注目してみてはいかがでしょう。
サーフスポット
まずサーフポイントを確認していきましょう。
海外であれば、とても迫力のある波が期待できるハワイやオーストラリアが有名です。確かに空港でハワイやオーストラリア行きの便に、サーフボードを預けている姿を見かけることがあります。
海外へサーフィンだけを観に出かけることは少ないでしょうが、ハワイやオーストラリアなら観光やビーチリゾートも楽しめるので、とても行きやすいのではないでしょうか。
その他にもアジアのリゾート地でサーフィンが盛んな国として、インドネシアのバリ島やタイのプーケット島などが有名です。長期お休みがとれないようでしたら、海外なら近場のアジアで検討するのもいいでしょう。
国内ではサーフィンなら湘南のイメージが強いですが、千葉県や宮崎県、高知県などサーファーの方が訪れる数多くの有名スポットがあります。大会は有名なサーフスポットだけでなく全国で開催され、時期も夏以外に春や秋にも行われています。
準備万端で大会を楽しむ
大会を楽しむために準備しておいたら便利なものを、大会が多い夏を想定してご紹介します。特別に用意しないといけないものではありませんが、事前に準備しておくと、より快適に観戦できます。
まずは日焼け止め対策が大事です。帽子、サングラス、日焼け止めクリーム、日傘やあればテントなど日陰のない観戦には必需品です。
急に雨が降ってきたら、カッパや大きめのバスタオルがあると便利です。バスタオルは雨で濡れた体を拭く以外に、肩にかけて日焼けや冷えを防ぐこともでき、持っていると何かと便利です。
あれば役に立つのは双眼鏡です。特に大きな大会では、波や海にいる選手が遠すぎて確認できないこともよくあります。もしお持ちでしたら、持って出かけることをおススメします。
飲み物も忘れずに用意して、熱中症にかからないようこまめに水分補給しましょう。
競技を知る
サーフィンは速さや距離を競うのではなく、フィギュアスケートや体操のように審判員が採点をする得点制のスポーツです。
勝敗を分けるポイントは、天候や地形によって変化する波に、うまく対応することが重要です。
そして技の美しい流れや高難度の組み合わせ、スピード、パワーなどあらゆる面から採点され、ランディング1本1本に点を付けていきます。制限時間内に波に乗った本数の中から、高得点の2本の合計で勝敗を競います。
選手同士だけでなく、自然も相手にしないといけないサーフィンは、知れば知るほど面白いスポーツなのかもしれません。
東京オリンピックに向けて
審判員によって勝敗が決まるサーフィンは、陸上競技のようにタイムや飛距離で明確に勝敗がわかる競技ではありません。少しでも事前にサーフィンを知ることで、さらに楽しく観戦することができるしょう。
サーフィンが東京オリンピックの追加種目に決まり、2020年には世界中からたくさんの選手やサーフィンファンが日本を訪れます。日本で多くの一流選手を一度に見る機会は、なかなかありません。迫力と美しさを兼ね備えたこの競技を、2020年にぜひ生で観戦しに行きたいものです。
まとめ
東京オリンピックに向けて、サーフィンを知ろう!
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