「社員旅行に行きたくない人へ、気休め救済措置!(前編)」では、社員旅行が苦手な場合は幹事を手伝い小細工をするという方法をご紹介いたしました。後編では、どうしたら旅費の負担を軽減できるのか、どのようにして団体行動を避けるのかご紹介いたします。
社員旅行 へ 行きたくない と考えていても、せっかく行くのですから楽しめる方法を探しましょう。
社員旅行に行きたくない人へ、気休め救済措置!(後編)
負担軽減のあがき
「せっかくの休みがつぶれるのが嫌」、「社員旅行なのに、自分で費用を負担しないといけないのはつらい」と嘆いている人がいます。
旅行費用を全額負担してくれる会社は少なくなりつつあります。旅行積立の名目で給料から差し引かれる会社もあります。休日返上で、自腹となると悲しくなります。
土・日曜日を使って1泊2日の日程が多く、日にちを変更することはなかなかハードルが高い問題です。可能性があるとすれば、日・月曜日が提案しやすいです。土・日曜日の場合、週末料金が適用され一番高くなります。予算が抑えられることを強調してみましょう。
週休二日制なら土曜日の休みが死守され、費用も安くなります。とはいえ、旅費が社員の自腹でしたら説得材料としては弱く、会社側も応じないかもしれません。
ですから、旅費で削れるところを探す必要があります。旅費削減なら社員が自腹の場合、会社側も文句を言えないでしょう。
観光をする際には、拝観料、入園料が無料のところを中心選び余計な出費を抑えましょう。
昼食は、昼頃にフリータイムを設け各自昼食をとるようにしたり、ドライブインで休憩をかねて軽食で済ませたりするのも一つの手です。団体用の昼食場所を利用する方が高くつくことが多いです。
バスを貸し切って行く場合は、観光施設によって駐車代がかかりますし、高速代もかかってきます。そういう意味でも駐車料金のかからない場所の選択と交通費が安くすむ場所選びもポイントになってきます。
旅費の大半を占める宿は、ご提案した通り旅館を避けましょう。最近は旅館も料金設定を手頃な価格帯にして集客を狙っていますが、今回は社員旅行に行きたくないという事情を加味して対策を考えています。
避けるか、あえて距離を詰めるか
「団体行動が嫌」、「苦手な人がいる」も行きたくない人が多くあげる理由です。
社員旅行ですから、団体行動はどうしても避けられません。
長野県の旧軽井沢散策や京都の嵐山散策、兵庫県の神戸・元町散策というようにコンパクトなエリアを手軽に回れる観光地は全国にあります。そういうところを探して、自由散策にすれば観光しつつ、団体行動は減らすことができます。お買い物タイムとして時間を割いてもいいでしょう。
苦手な人対策は旅行計画での救済は難しいですが、旅は良くも悪くも人の本性が出ます。接してみると意外に好感が持てたり、また逆に思っていた通りかそれ以上に苦手だったりします。一度あえて距離を詰めてみて、それで思った通りの人でしたら、上手く避けることをおススメします。
試してみる
こうやって気休め程度の方法を考えたところで、行きたくない人の気持ちを慰めることはできないのかもしれません。会社によって事情も旅行形態も違うでしょう。
しかし行くしかない社員旅行でしたら、覚悟を決めて小細工でもなんでも試してみる価値はあります。まして自腹でしたら尚更、出したくないお金が無駄に出ていくのは悔しいではないですか?
お休みやお金が無駄にならないようなにか楽しみが見つけられたら、沈んだ気持ちも少しは軽くなるのではないでしょうか。
まとめ
社員旅行に行きたくない人へ、気休め救済措置!(後編)
負担軽減のあがき
避けるか、あえて距離を詰めるか
試してみる