新年のイベントでは、新年会が欠かせません。新年会は、仲間うちや職場などで新年を祝い開く宴会形式のものです。新年を祝うということと激励会的に職員を奮い立たせ、鼓舞するという意味や親睦会的な要素もあります。
ではどのような 新年会 の 挨拶 をすれば良いのかについてご紹介します。
新年会の挨拶で新年のイベントを盛り上げるポイントは!
新年会とは
由来としては、新年宴会というものが皇居で1月5日におこなわれていたことから来ていますが、今は廃止されています。
一般的な新年会は現代では、新年を寿ぎ一同で新年を祝うという本来の意味だけでなく、上述した激励会や睦会的な意味もあります。
そして会社だけでなく大学の研究室やゼミなどのサークルや研究会、また学校の体育会や部活動などでも懇親会の意味を込めて仲間うちで実施されています。そのような会では、その場の雰囲気に合わせた挨拶が重要となります。
新年の挨拶のマナー
新年会の挨拶では、目上の参加者にも失礼がないような表現が無難です。そして挨拶の順番は、最も上の立場の方が最初に挨拶をします。例えば社長や出席者のうちで年長などの方です。
そして最後の締めの乾杯などの音頭は、出席者の中では二番目にあたる立場の方や会の責任者などが挨拶をします。
しかし職場などによっては、新年会の締めの挨拶に最も上の立場の方の挨拶を持って来るということもありますので、それぞれの職場で上司の指示や慣例に従って進行して下さい。
新年会の流れとは
新年会の流れとしては、次のように進行します。
まず、司会者などからの開会宣言があり新年会の挨拶となります。そして来賓からの祝詞や激励の言葉などがあります。次に乾杯となりますが、この時にも簡単な挨拶と乾杯の音頭などがあり、食事や宴会、そして歓談となります。
その後、会社などでは新年スタートの号令や締めの挨拶があり閉会宣言で終了です。
また社内の新年会や社外の新年会での挨拶では、自己紹介を所属を含めて冒頭に入れることがマナーとなっています。
職場の新年会の挨拶例では
まず新年会の乾杯の音頭となる乾杯前の挨拶の例です。
「皆様、新年明けましておめでとうございます!ただいまご紹介に預かりました〇〇です。皆様とともに新年の初めにあたり、決意を新たにし杯を交わして昨年にも増して親睦も深めて参りたいと存じます。
それでは乾杯の音頭をさせていただきますので、ご唱和願います。
新年が〇〇会社にとりまして、更なる発展と飛躍の年となりますよう祈念しまして「乾杯!」
ありがとうございました。
開会宣言後の新年の挨拶の例です。
ただいまご紹介に預かりました◯◯会社の〇〇でございます。
皆様、明けましておめでとうございます。
お正月には、ゆっくりと休むことができましたでしょうか。正月休みが皆様にとって英気を養う時間になったことを願いますが、年が明けましたからここからは心機一転で頑張りましょう。今年も社員が一丸となって頑張っていきたいと思います。
世界的な流れは、一企業の努力だけではなかなかカバーしきれない状況です。非常に我が社も厳しい状況の中にありますが、創業以来培って来た我々には創意工夫という精神があります。
この精神を生かし、さまざまなシステムを見直し皆さん一人ひとりが、工夫し実践できることから仕事内容の工夫を開始してください。
皆さんに改めて危機感を持って今年も仕事に取り組んで頂きたいことをお願いしまして、新年の私の挨拶に代えさせて頂きます。
皆様どうか心を一つにして励みましょう。よろしくお願いいたします。
親しい間柄の新年会の挨拶では
新年明けましておめでとうございます!お話ししたいことは、いろいろあるのですが、みなさんは一刻も早く飲みたいようです。
まずは、乾杯と行きましょう、音頭を取らせていただきます。あまりに手短で恐縮ですが、ご唱和を願いします。今年もみなさんよろしくお願いいたします。
「乾杯」
このように仲間内では、リラックスして挨拶をしてください。難しく考える必要はありません。
このように新年会の挨拶には、その会による雰囲気で内容も吟味してください。
しかし挨拶する方は、緊張していて必死なのですが聞いている周りの参加者は、それほど集中しているというわけではないことも多いのです。そう思うと気持ちも楽になります。
また挨拶は、長々しいものよりも短くまとめた方が好感度もアップしますので、参考例をもとにご自分らしい新年会の挨拶をしてください。
まとめ
新年会の挨拶で新年のイベントを盛り上げるポイントは!
新年会とは
新年の挨拶のマナー
新年会の流れとは
職場の新年会の挨拶例では
親しい間柄の新年会の挨拶では