昭和記念公園は、東京都立川市で毎年7月の最終土曜日に開催される花火大会のメイン会場です。約5,000発の迫力ある花火を楽しむために、多くの方が公園を訪れます。
混雑する 昭和記念公園 で、 花火 を楽しむための過ごし方やベストスポットをご紹介いたします。
昭和記念公園で花火!ベストスポットでみるには?
広大な敷地で大イベント
東京都立川市と昭島市に位置する昭和記念公園は、東京ドーム約40倍の広さがある国立公園です。昭和天皇御在位五十年記念事業の一環として、1983年に開園しました。緑豊かな敷地内には、季節ごとに咲く色とりどりの花や落ち着いた日本庭園のほか、サイクリングやスポーツが楽しめ、子供たちが遊べる施設も充実しています。
その広大な敷地の中心にある「みんなの原っぱ」で、毎年「立川まつり国営昭和記念公園花火大会」が開催されます。
昭和記念公園がメイン会場になる前から、花火大会は開催されており、50年以上の歴史があります。東京ではあまりみることができない1尺5寸の大玉が上がる花火大会として知られており、近年では周辺道路も含め約80万人の観客が訪れています。
たどり着くまでに
迫力ある花火が一番よくみえる場所は、やはりメイン会場の昭和記念公園です。
当然ながら一番いい場所でみたいと思うのはみなさん同じで、花火大会当日の昭和記念公園周辺は混雑し、たどり着くまでが大変です。主催者側は、できる限り電車など公共交通機関を利用していただくようご案内しています。
電車の場合、JR中央線・南武線「立川駅」から徒歩約15分です。駅から公園までの移動は、人の多さでいつも以上に時間がかかることを覚悟しましょう。
また、公園入口ゲートからみんなの原っぱまで距離があります。普段は、公園に直結しているJR青梅線「西立川駅」の方が便利です。しかし駅構内ホームが狭く、事故防止のため、人で溢れかえるこの日の利用は避けることを強くおすすめします。
車は交通規制があり、朝から混み合い、駐車場を確保することも難しい状況です。最悪の場合、会場に間に合わず車の中でみることになります。できる限り、公共交通機関を利用しましょう。
昭和記念公園を楽しむ
花火大会当日の18時以降、昭和記念公園の入園料が無料になるため、夕方ごろからさらに人の波が大きくなります。花火を楽しむために、この日は1日、昭和記念公園にいるつもりで、余裕をもって行きましょう。
お子さん連れの方は、水遊びやプール、遊具施設もありますので、水着やぬれてもいい服、汚れてもいい服を持っておでかけするのもいいのではないでしょうか。
園内を散策したり、手ぶらで行っても楽しめるバーベキューコーナーでアウトドア気分を味わったりとゆっくり過ごすこともできます。
18時までは入園料金大人(15歳以上)410円、小人(小・中学生)80円。シルバー(65歳以上)210円が必要ですが、少しでも混雑を回避することができるのであれば、決してお高くはない金額です。
確実にベストスポットを確保する
昭和記念公園に早く行くことをおすすめしましたが、さらにいい席を確実に確保できる「特別協賛者観覧席」が用意されています。
レジャーシート付チケット5,000円(定員2名)、イス席チケット3,000円(定員1名)、お弁当付イス席チケット3,700円(定員1名・ローソンチケットのみ取り扱い)、団体シートチケット30,000円(定員10名)の4種類あります。
指定発売日より全国のローソン、セブンイレブン、ミニストップで購入できます。
有料にはなりますが、暑い中、場所取りのために時間をかける必要がありませんし、花火がみやすい席を用意してくれています。専用トイレや売店があり、非常に快適です。
その他にも、花火がみられる穴場スポットはありますが、席や駐車台数が少なかったり、利用制限があったりと、確実にみられる保証はありません。昭和記念公園の特別協賛者観覧席がベストスポットといえるでしょう。
無料でも楽しめる花火大会に、お金をかけたくないと思う方もいるでしょう。確実性、快適性、渋滞、人混み、長時間、トイレ、疲労などを考慮してどちらにするか選択しましょう。
圧巻の花火を堪能
約5,000発の花火は、大変な労力や出費をしてもみる価値があり、圧巻の一言に尽きる迫力と美しさです。
高速で次々と打ち上げる花火「スターマイン」や、全国の競技会で優秀な成績を得た花火を再現した「芸協玉」、直径380mも開く「1尺5寸の大玉」など色鮮やかな花火を1時間たっぷり堪能できます。
昭和記念公園で夏の風物詩、花火をぜひお楽しみ下さい。
まとめ
昭和記念公園で花火!ベストスポットでみるには?
広大な敷地で大イベント
たどり着くまでに
昭和記念公園を楽しむ
確実にベストスポットを確保する
圧巻の花火を堪能