明らかに体調が芳しくないけれど、具体的にココが悪いというものではない 体調不良 のときは、周囲や医師ににどう伝えて理解を得ようか困ることがあります。それが英語であれば尚更です。ご自分のからだの 不調 は自分で伝えるのがいちばんです。
ひとに頼らない心構えで準備しておくと良いでしょう。
あいまいな体調不良を英語で伝える!!
旅先でガマンは禁物
元々日本で病院嫌いの方は海外でもできれば行きたくないでしょうが、国や地域によってはそう簡単に診療してもらえないこともありますし、外国人は門前払いされることもあります。したがって体調と時間に余裕のあるうちに病院へ行くのが賢明です。
ホテルに滞在している場合は、フロントに連絡して病院を紹介してもらいましょう。
病院へ着いたら、reception(受付)を通してもらう必要があります。I’m a bit under the weather.(少し体調が悪いです)と言いながらhealth insurance card (保険証)を提示すればまともな外国人と認識してもらえます。
無事に患者として認められたら、Please wait here till you are called.(お名前が呼ばれるまで、こちらでお待ちください)といわれて一息つくことができます。
症状をできるだけ伝える
診察室では、I’m ~.Nice to meet you.(~です。はじめまして)くらいのご挨拶はしましょう。Doctor(医師)が、What can I do for you today?(今日はどうされましたか)と訊ねます。主語や動詞などはあまり気にせずに知っている限りの単語で症状を伝えましょう。
I’m not feeling well.(気分が悪いです)ではそういう日は誰にでもあると言われかねません。I have been under the weather for a few day.(ここ数日体調が悪いです)のほうが深刻さが増します。
頭をおさえながらI have a headache.(頭痛がします)、I think there’s something wrong with me.(何かおかしいです)と伝えればMRIやレントゲン検査ということになるかもしれません。
本当は頭痛はしないのにちゃんと診てもらいたくて色々まくしたてるのは、見当違いの検査に連れて行かれ散々な目に遭いかねませんのでやめておきましょう。
ほかに覚えておくと便利なのは、I feel nauseous.(吐き気がします)、I have/got a sore throat.(のどが痛いです)、I feel dizzy.(目まいがします)、I have/got a stomachache.(お腹が痛いです)、I have got diarrhea.(下痢です)、I have/got a toothache.(歯が痛いです)くらいは思い出せると良いです。
全部言うと少しおかしな患者になってしまうのでほどほどにします。女性の方はI’m pregnant.(妊娠中です)、I’m having my period.(生理中です)も診察の参考になりますので特に妊娠中であることは必ず伝えましょう。
お金の心配
日本の病院や歯医者さんの感覚で海外に行くと、唖然とするような高額な請求をされることも珍しくありません。日本が性善説で海外は性悪説ということではなく、お互いのために前払いの国や地域もあります。
良心的なreception(受付)であれば、最初にIf you don’thave a health insurance card ,you will have to pay the full fee in cash.(保険証をお持ちでない場合、全額自己負担になります)と教えてくれます。
ちょっと点滴をしただけで数万円もしたり、盲腸のような簡単な手術で100万円に届くような金額になったりするケースもありますから、1週間も入院するような事態になったら大変です。
健康には自信があっても海外に出るとさまざまな菌にさらされます。日本人の健康は内弁慶なことが多いので海外では通用せず、ダウンしやすいのです。
現地では何があるかわかりませんから、海外旅行傷害保険には必ず加入するべきです。たとえ0泊の韓国旅行や1泊のグアム旅行でも加入しておくに越したことはありません。
その距離であれば我慢して帰国したほうが早いかもしれませんが、I’m in bad shape.(体調が非常に悪いです)という一言さえ話せなくなるような脳卒中などを起こさない保証はどこにもないのです。
救急車で運ばれたらその分も割高になり、日程をオーバーすればご家族らの滞在費もかかります。これらは心配しすぎではなく、現実にあることです。
まとめ
あいまいな体調不良を英語で伝える!!
旅先でガマンは禁物
症状をできるだけ伝える
お金の心配