高尾山はミシュラン三ツ星に選ばれ、国内だけでなく海外の観光客からも人気の山です。手軽にトレッキングを楽しめることから、多くの方が高尾山を目指します。
トレッキング初心者には、どんな服装が適しているか迷うものです。 高尾山 の魅力とおススメの 服装 をご案内します。
今人気の高尾山!おススメの服装は?(前編)
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高尾山とはどんな山?
高尾山は東京都八王子市にあり、標高が599mの低山です。電車の場合は京王線で最寄りの高尾山口駅まで行け、都心から1時間ほどで着きます。マイカーやバスで行く場合も近くに駐車場を完備していますので、個人でも大人数でも対応できるようになっています。
そして古くは江戸時代から信仰の場として広く親しまれ、現在ではパワースポットとして訪れる方も増えています。また、天狗が住む山としても知られ、災難を除き、福を招いてくれると言われています。そのため、今も多くの天狗伝説が残っています。
登山やトレッキングの他に、多くの観光スポットを楽しむことができます。
高尾山の楽しみ方
高尾山は日帰りで行けるため、初心者でも登山やトレッキングを手軽に始めることができます。8つあるコースの中には、山麓から中腹までケーブルカーやリフトを利用すると時間や距離を短縮できるコースもあります。体力に合わせて山歩きを楽しみましょう。
登山、トレッキング以外にも見どころは満載です。
必ずといっていいほど訪れるのが、高尾山薬王院です。ケーブルカーを降りて20分ほど歩いた場所にあります。真言宗智山派の三大本山のひとつとして知られ、本堂には「飯縄権現(いづなごんげん)」が祀られています。
飯縄権現は長野県の飯縄山から始まった山岳信仰の神で、天狗は飯縄権現の随身として神格化されていました。
ケーブルカーやリフトを降りて徒歩3分のところに、60頭のサルに会えるサル園と300種類以上の高山植物をみることができる野草園があります。野草園では季節ごとにさまざまな高山植物が観察でき、絶滅の危機にある貴重な植物もあります。
また高野山には巨大な杉が多く生育しています。樹齢450年のたこ杉が有名です。太い根が曲がりくねった蛸の足に似ていることから名づけられました。
昔、薬王院へ行く参道工事のために邪魔になっていた杉を切り倒す予定にしていたところ、一晩で根を曲げ、参道の邪魔にならないよう道を開いたという伝説が残っています。
その伝説から「開運杉」とも呼ばれています。根に直接触れて木を傷めないよう、代わりに「開運ひっぱり蛸」という蛸の形をした石碑をたてました。今ではパワースポットとして並んでまで蛸の頭をなでる方が続出しています。
まとめ
今人気の高尾山!おススメの服装は?(前編)
高尾山とはどんな山?
高尾山の楽しみ方