佐賀県の武雄温泉は、1300年の歴史がある温泉地です。美人の湯と呼ばれ、透明で柔らかな泉質は女性におすすめです。共同浴場の他、立ち寄り湯が可能な旅館が多く、 日帰り で楽しむことができます。
武雄温泉 の特徴や人気施設、おすすめの過ごし方などをご紹介いたします。
女性必見!美人の湯・武雄温泉を日帰りで楽しもう(前編)
偉人も入った武雄温泉
歴史ある武雄温泉は、江戸時代に長崎街道の宿場町として栄えていました。長崎を往来する際、多くの偉人たちが武雄温泉に入湯したといわれています。伊達政宗や宮本武蔵、伊能忠敬や吉田松陰、ドイツ人医師シーボルトなど。
温泉の入り口にある「楼門」は武雄温泉のシンボルで、国の重要文化財に指定されています。楼門から中に入ると、共同浴場や貸し切り風呂、新館(資料館)などがあります。中でも、資料館として使用されている新館は、楼門とともに重要文化財に指定されています。
美人の湯で美肌に!
武雄温泉の泉質は弱アルカリ単純泉です。無色透明で無味無臭の湯は、刺激が少なく、肌に優しいところが特徴です。
疲労回復、神経痛、筋肉痛、関節痛、うちみ、五十肩など多くの効能があります。また、とろりとした肌触りのお湯は、保湿性に優れ、肌がしっとりとすることから、「美人の湯」と呼ばれています。美肌効果や冷え性改善を望む女性に最適です。
共同浴場以外に立ち寄りの湯が可能な旅館も多く、日帰りで楽しむ方が増えています。いろいろな湯を楽しみながら、今以上に美肌になりましょう。
おすすめ日帰り温泉施設
日帰りで楽しむことができるおすすめの温泉施設をご紹介いたします。
武雄温泉といえば「元湯」、ここは外せません。木造建築の共同浴場としては日本最古で、レトロな雰囲気を今でも感じることができます。楼門をくぐったとことにあり、浴室は天井が高く開放的です。
お湯は、「あつ湯(約44~45度)」と「ぬる湯(約42~43度)」にわかれており、ぬる湯でも十分体が温まります。
営業時間は6時30分~24時、入浴料は大人400円・小人(3才~小学生)200円です。
立ち寄り湯が楽しめる旅館も、個性豊かな施設が多くあります。中でも「ホテル春慶屋」と「四季の里 七彩の湯」がおすすめです。
ホテル春慶屋は、旅館敷地内から湧き出す自家源泉(加水なし)が使用されています。武雄温泉唯一ある展望露天風呂は、100%源泉かけ流しです。景色を眺めながら上質のお湯につかることができます。
入浴時間は、13時~21時まで、料金は大人800円・小人(小学生)400円です。利用状況やシーズンによって利用できない場合もありますので、事前に確認をしましょう。
七彩の湯は、地下1,200mより湧き出る自家源泉の天然温泉です。露天風呂、打たせ湯、陶器風呂、桶風呂、五右衛門風呂などがあります。サウナや岩盤浴もあり、豊富な種類が特徴です。
営業時間は、10時~23時まで、料金は大人700円・小人(3才~小学生)300円・幼児は1人無料・2人目から300円が必要になります。なお岩盤浴は、土日祝日のみ利用でき10時~22時30分までで、90分・1,650円がかかります。
武雄市のホームページで観光情報や手作りマップが無料でダウンロードでき、温泉散策用のマップもあります。おすすめした以外にもご紹介しきれない多くの温泉施設がありますので、お湯巡りの参考に、プリントアウトして持参してはいかがでしょう。
まとめ
女性必見!美人の湯・武雄温泉を日帰りで楽しもう(前編)
偉人も入った武雄温泉
美人の湯で美肌に!
おすすめ日帰り温泉施設