今世間では、空前のラーメンのブームと言われています。毎週のようにラーメンの本が出版され、毎月のように新店がオープンしています。そんなブームの先駆けとなった街 ときわ台 。その街で食べられる ラーメン をご紹介します。
ブーム発祥地ときわ台で、ラーメンを食べよう!
ラーメンの由来
皆さん知っていましたか?日本人で初めてラーメンを食べたのは、テレビドラマ水戸黄門でお馴染みの徳川光圀だという説があります。
その後一般に食べられるようになったのは、明治時代になり開国を迎え、そこかしこに中華街ができたのがきっかけだと言われています。そこでふるまわれていた南京そばが、今のラーメンの原型のようです。
諸説ありますが現在のラーメンのルーツと言われているのは、1910年(明治43年)に浅草で創業した来々軒で出されていたシナソバで、醤油味のスープが1杯6銭(現在の300円程度)で提供され、行列ができるほどの人気メニューだったそうです。
ラーメンブームのきっかけ「ときわ台」
現在のラーメンブームのきっかけは、1980年代の環七ラーメン戦争にあると言われています。当時、札幌味噌ラーメンが流行るなか、環七沿いの羽根木に豚骨ラーメンの「なんでんかんでん」、ときわ台に背脂チャッチャ系の「土佐っ子ラーメン」が誕生しました。
両店とも、テレビで大きく取り上げられるほど話題になりました。特に、土佐っ子ラーメンはお客の入れ替えに赤と白の箸を用意し、その箸を目印に完全入れ替え制を取るという画期的な方針でも話題になりました。
ラーメンいろいろ
今や、日本だけではなく世界的な共通食として人気のラーメン。そのきっかけのひとつは、インスタントラーメンの発明でしょう。現在の日清食品創業者である安藤百福氏が開発したチキンラーメンが、世界初のインスタントラーメンと言われています。
このインスタントラーメンを欧米に普及させる目的で渡米した際、アメリカ人が紙コップにチキンラーメンを砕いてお湯と一緒に入れ、フォークで食べていたのを見たそうです。
これをヒントに発明されたのが日清食品のカップヌードルで、これが浅間山荘事件で寒さの中、機動隊員が食べている姿がテレビ中継で放映され大ヒットのきっかけになりました。それが今では、宇宙食としても親しまれるくらい人気食として定着したのです。
今、ときわ台で食べることができるラーメン
ラーメン激戦区としても知られているときわ台。いま、ときわ台で食べることができるラーメンをご紹介します。
麺屋 龍神/東京都板橋区南常盤台1-27-4
自家製濃厚胡麻ペーストを豚骨スープで割り、ニンニクやラー油など加えたラーメンです。
定休日/水曜日
営業時間/11:30~14:00 18:00~24:00
【土・日・祝の昼】11:30~15:00
肉そば総本店 麺屋宗/東京都板橋区常盤台1-5-6
高田馬場にある人気店の新コンセプトのお店。「肉・生姜・ご当地」をテーマに生姜が効いたあっさりスープが特徴です。
定休日/無休
営業時間/11:30~翌1:00
愚直/東京都板橋区大谷口北町12-7
豚骨だけでなく複数の出汁で魅了する濃厚スープ。麺もチャーシューも自慢の一品です。
定休日/月曜、木曜
営業時間/12:00~15:00 20:00~22:00
【日】12:00~15:00
下頭橋ラーメン/東京都板橋区常盤台3-10-3
環七ラーメン激戦区の代表格だった土佐っ子ラーメンの流れをくむお店。今では当たり前の背脂チャッチャ系ラーメンの元祖とも言われています。
定休日/水曜日
営業時間/18:00~翌4:00
まだまだたくさんありますが、ほんの1部をご紹介させて頂きました。さすがに日本人の国民食と言われるだけありラーメン専門店、中華料理店も含めると、ひと駅だけで20店舗以上のお店があります。
今や、世界的に人気のラーメン。顧客の維持も大変で、各店ともにランチタイムサービスなどの営業努力を行っています。私たちにはありがたいことですが、お店の苦労も尽きないようです。
まとめ
ブーム発祥地ときわ台で、ラーメンを食べよう!
ラーメンの由来
ラーメンブームのきっかけ「ときわ台」
ラーメンいろいろ
今、ときわ台で食べることができるラーメン